宮部みゆきの時代物を読んでいる。
やさしさにあふれた怪奇譚である。
好きなタイプの物語だけど、
こんな記述があった。
一文だけをとりあげて批判するつもりなどさらさらないが、
房五郎というのは言わば小悪者である。
ところでぼくは、
人にはそうは見られないけど、
とても臆病で根っからの小心者である。
物心ついたときからずっとそうで、
自分でも情けなくて何とかしたいと思っているのだが、
持って生まれたものなのか「三つ子の魂」なのか、
どうしようもない。
だから、そのことを悪く言われてもなぁ。
気が小さいって駄目なことなのかなぁ・・・・。
気が小さくても別に構わないんだよ、
そう言ってくれる人がいたらいいんだけど。
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