ウェディングフォトグラファーのマリアンのベイビーが誕生したのはグループチャットの報告で知っていた。earnしてもいない有給を使われているからずっと休んでいるわけにもいかないため、先週末久しぶりにパートに出勤。そして、他に3人妊婦がいる事を知った。妊婦は自動的にレジ担当になるのだけれど、まだ安定期じゃないレネや、イベスは、早退やら急な欠勤があるらしい。そのせいか、週一で復帰した私に店長から「数時間出れない?」とか「明日ダメかな?」といったメッセージがくるのを、鬼のようにことごとく断り、急ぎのブライダルを毎日せっせとこなしている。
それで、そのブライダル関係も妊婦と赤子連れが例年より断然多い事に気がついた。これはまさしくベイビーブームじゃないか。結婚式がロックダウンで延期延期になって家にこもっているうちに子供ができちゃったわけだ。
ブライダルドレスフィッティングは時間がかかる事もあり、ドレス汚れる可能性も考えなければいけない。それに赤子がフィッティング中に泣くと動揺する母親が多いから連れてこなくていい時間に来れる人はそうしてもらう事にした。初対面で断りなくドロドロのバギーおしてくる”リベラル”な顧客なんかは、もういきなりブラックリストにのせてやる。問い合わせてきて自分の名前を名乗らない人、インスタのメッセージだけで用件をすませようとする人も、直ちにブラックリストにのせてますけど。一瞬心の中でね。
2021年の出生率は絶対に上がっていると思う。
こんな事を公の場で口にできないけど、パンデミックでたくさんの老人が無くなった代わりにたくさんの赤子が生まれた。ワクチン普及のおかげでこのまま本当に解放し続けたら英国、ジョンソン政府がギャンブルに勝ったみたいでちょっと嫌だな。
*この日記を書いた翌日のヘッドラインは、ジョンソン首相夫妻の第二子目妊娠。1月には流産もしていたらしい。
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