著者を隠して文章だけ読んだら、普通にタメになる話なんだよ……。うん。
実際アタマがいい人には違いない。
これだけ説得力のある、もっともらしい話を語れるのだから。
だがその著者が「竹中平蔵」となると、何を言っても「あー、こういうかた(語・騙)り口で海千山千の政治家や官僚などを転がして政府中枢に入り込み、巨額の税金が動く政府のプロジェクトをパ○ナ関連企業が請け負い、中抜きスキームを構築して私腹を肥やしてきたのか。徳性なき知性というのがいかに始末に悪いものかがよくわかる。こういうのをサイコパスとかソシオパスというのだろうが、変に『アタマがいい』のも考え物だな」としか思えない。
この文章の中で特に注目すべき一文はここだろう。
著者の両親は、和歌山の商店街で小さな商店を営み、義務教育しか受けていなかったが、著者は大学まで行った自分よりも、よほど教養があったと感じている。それは、人としての正しい軸を持ち、自分の頭で考えていたからだ。
ご両親が持っていたその「人としての正しい軸」を著者自身が持ち合わせないことを、日本国民のために残念に思う。
竹中平蔵氏が語る「本当に頭のいい人」が必ず持っている力とは
『考えることこそ教養である』
https://diamond.jp/articles/-/273785
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