■「馬力」と「トルク」の違い―ちゃんと説明できますか? いまさら聞けないクルマのスペックの読み方
(まいどなニュース - 05月30日 18:10)
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ま、たまには、肩の凝らねー趣味の話題でもと。
仮に、どっかのメーカーがこさえた、「50馬力を、5000回転で発揮するOHVの1000ccのエンジン」ってのが、存在したとする。
じゃあ、「こいつを100馬力にするには、どんな方法が有るのか」なんだよな。
日本や欧州のバイクや自動車メーカーが採用したのは、「高回転型にする」だった。ぶっちゃけ、高出力目指すのは、「もっとガソリン燃やすしか、方法ねえ」のだから。
だから、OHCだのDOHCとかのバルブ数増やした高回転エンジンや、ターボやスーパーチャージャーだのの過給機もそれで開発されたんだ。
要は、「2000ccぶんのガソリンを、倍の回転数や圧縮で、1000ccで燃やせば良い」って発想からさ。
この方法の最大のメリットは、「エンジンや車体の重量増加を、最小限に抑えられるコト」でな。
特に、最盛期の国産バイクは、その傾向が顕著だったねえ。
流石に、ターボチャージャー(ガソリンの圧縮に、排気圧を使う)や、スーパーチャージャー(圧縮に、エンジンから別な動力源を引く)は、クルマ程多く無かったが。
でな、例外だったのが、米国のメーカーだよ。彼等は、「100馬力を達成する為に、単純にエンジンの排気量そのものを、2000ccにした」んでなあ。
勿論、エンジンやそれを載せる車体サイズや重量も、同じく2倍に増大する。
ま、判り易く、説明しちまうと、「馬力とトルクの最大の違いは、コレ」なんだよ。
私事だが、若い頃は、「V8の旧いアメ車や、ハーレーを乗り回してた時期」が有ったんだ。
どっちも、「馬力より、トルクが楽しい」のでなあ。
コルベット・スティングレー乗った頃は、ATなんだけど、右足が爆弾状態・・・ひと踏みで簡単に、道路にタイヤ痕を長々残しながら、太古の恐竜みてーに走り出したんで。
で、今は、「トルクと馬力は、その人の好みだ」と思うね。
現在、初代ユーノス(NA)・ロードスターを、日常の脚にしてんだけど、こいつは1600ccで120馬力なんだが、1800ccで、トルクが増えた次モデルは、別に欲しくないよ。
マニュアルなんで、「細いトルクを上手に利用しながら走るのは、本当に楽しい」のでなあ!
だから、マツダの新型ロードスター(ND)が、排気量1500ccと為ったのは、肯ける次第。
そうそう、俺が今、も一度乗りてえのが、スズキのGSX750カタナさ。38年前のバイクだが、現在、現車を確保して、レストア&カスタム中」だ。
で、最高主出力67馬力?充分過ぎるよ。それ以上は必要無い。
但し、乗るクルマやバイクに拠って、「公道で受ける印象は、随分変る」んじゃねーかな。
さてと、どーでも良い日記は、この辺りで。
マイミクの皆さん、おやすみです。また明日にでもだけどねえ。
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