関係性の貧困

資産家元妻、夫の死後社長に
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てーか、俺は殺人事件（殺しと強姦以外は、若い頃散々遣ったから）に日記寄せるのは、好きじゃねーのだが、こいつは「典型的な、ジェンダー・ギャップの象徴みてーな事件」じゃねーかなあ。

悪いが、殺された被害者には、全く同情出来ねえもん。

あ、総資産13億以上ねえ。当人が、その資産を築いたのは、「高利貸し」だったかららしい。

恐らく、こいつの周辺には、死屍累々の筈。

基本的に、手前は、この手の、「金利や家賃、若しくは配当とかの、自らが働きもしねーで、不労所得を求める輩には、嫌悪感しか抱かない」のでね。

理由は、その富の蓄積の段階で生じるのは、無数の「自己破産者や自殺者」だったりする。

この構図は、バブル経済崩壊後、「派遣とかの不安定就労を解禁した後、働かず億単位の配当を得る富裕層と、相対的貧困に喘ぎ、どんなに働いても、生活保護法で定める最低生活費とどっこいの手取り収入の人に、この国は分断されつつ有る」んだ。

究極は、今の米国さ。映画「ノマドランド」が、アカデミー賞受賞したそーだが、韓国の「半地下家族」同様、こいつは、貧困やホームレスをテーマとしてるんで。

因みに、彼の国では、1％の超富裕層が、国富のざっと4割を占めてるらしい。

ま、この事件の話題に戻るが、紀州のドンファンだっけ？当人は、「愛犬しか信じて無かった」って、複数の関係者の証言を、ワイドショーで得たんだけど、そいつも、充分肯ける次第でなあ。

恐らく、「女はカネで買える、性欲の行使の対象」としか捉えて無かったと思う。

私事だが、俺は随分前から、「違う女性とSEXしたい」って衝動から、遠ざかって久しいんだよ。

幸運なコトに、手前はドンファンと違い、「カネを出して、女性を性の奴隷にした経験は一切無い」んだ。

悪いが、若い頃は、結構モテた。30代迄、女子高生に告白されたりしたよ。白髪と皺が増えた今は、婆さんにしかモテねえ（苦笑）、オフ会で出逢ったマイミクの皆さんは、既にご存知だと思うけどね。

・・・で、殺っちまった、このお嬢さんだよな。

当時22歳だろ？フツーだったら、こんな、チビで汚ねえ爺ぃと結婚どころか、毎晩SEXとかご免蒙りたい筈。

こいつは、私的な見解だけど、彼女が自称ドンファンに近付くには、過去を隠蔽する幾つかのプロセスが、存在した」のかもねえ。

そりゃー、容姿に自信が有れば、AVくれー出たんじゃねーか？

本当に今、格差が肯定された結果、「社会に、相対的貧困が拡散してる」んだよ。

「犬しか相続者が居ない、殺された富豪」に、「離婚を打ち明けられた程度で、相手を殺すのを決意した、新社会人の女性」・・・どっちも、「グローバリズムと極端な格差社会の結果、人間関係の焼け野原に立たされた者同士」に、手前には映るんでなあ。