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2021年05月01日23:02

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逆転のシュート

GW、端から出かける予定などなかったので別にいいのだが、祝日3日間はカミさんがいよいよ仕事に復帰するので子供と2人。今から不安がぬぐえない。

・アーリーマン ダグと仲間のキックオフ


クレイアニメとしての出来は極めて高く、ジャンル違いながら「クボ」や「LEGOムービー」並に見応えがある。コメディとしてもまずまず笑えるし、素朴な石器時代人がサッカーを通じて学び、進歩していく様子も主張し過ぎないテーマとして作品の根底に流れ続ける
某銀河系を揶揄したかのような11の最強の個に、1つのチームで挑むというベタな構図、更に現実のサッカーからアクだけを抽出したようなカリカチュアライズには変なリアリティがあるが、表現自体は無難。せっかくの設定なのだからもう少しぶっ飛んだサッカーが見たかったところ。


・処刑山 ナチゾンビvsソビエトゾンビ


前作直後からのスタートだが冒頭で説明してくれる親切設計。しかしあらすじから狂ってるので結局前作を鑑賞後のほうがいいだろう。ナチゾンビの腕をつけられた主人公の血みどろひとりアイドルハンズ(というか死霊のはらわた2か)と、ヒタヒタと侵略していくナチゾンビ軍団の血みどろ行脚が交互にテンポ良く、残酷ながら極めてコメディタッチに描かれる。物語上はまったく不要な虐殺ピクニックは女子供も容赦無し、モツも豊富でバリエーションも多彩で楽しい。
後半30分はゾンビというよりバトルファンタジーといっていいほどにジャンルが変わり、最終決戦は近所のケンカ祭り程度の規模ながら力強さとグロさ、ゾンビらしからぬ活力に溢れ、アメリカのゾンビスクワッドや博物館員といったバカたちが華と笑いを加速させ、これまたバカな警察隊が無駄に死者を増やし、唐突に加わった相棒ゾンビが健気にほっこりすらさせてくれる。随所でのスターウォーズいじりやブレインデッドのパロディにもニヤリ。
全編ナチと戦車と悪ふざけ、パワーに溢れ笑いに包まれる逸品。
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