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2021年04月17日20:41

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角川とガンダムとその2

こんばんは、月影TAKAです。
こちらでは「角川とガンダムとその2」について語ります。

今までの私の書き方では一見すると「角川はガンダム作品における隠し事が多すぎるので、角川のオリジナル作品も含めて全てダメ」と受け取られそうな言い方をしていますが、正しくはそうではありません。

さらに細かく砕いて書くならこんな感じです。

角川において「ダメ」と判断される部分。
主に「他のところに意図的に失態するように仕向けて奪い取ってきた」作品や「元々そのシリーズを作成していた会社が別にあって、その会社から(その会社が不本意だとしても)シリーズを引き継いで展開した作品」に限定します。
「何のことを言っている?」と言えば、私側からすると「SDガンダム」となります。
SDガンダムはいわば「初期こそアニメ作品として創通とサンライズが関わっていた」作品ではあるけど、基本的には「バンダイとコミックボンボンがスタートさせた作品」であり、そもそも角川書店なんて最初期の頃では「かすりもしていない要素作品」と言えます。
それを「ターンエーガンダムをけしかけて講談社のコミックボンボンを陥れて、まんまとガンダム作品を創通と共に奪い取った」経緯で、おまけでSDガンダムもついていた流れになります。
いわば「角川にSDガンダム作品を作る権利もい自由度も存在しない」というのがそもそもの法則となります。
何故なら「SDガンダム初期のギャグ要素やコマンド・騎士・武者頑駄無の演出要素の権利はコミックボンボンこと講談社が持っていた」流れがあるため、実は「角川はその要素を本来使えない筈である」裏法則が存在する(こう考えると、SDガンダムワールドヒーローズは本当に「異例」という作品ではある。それもそのはず、制作側の名前に「角川グループ」とはテロップに無いからである。あれはあくまで「創通とサンライズが独自に作ったアニメ作品」として処理されている)。
故に、「角川がガンダムシリーズのすべてを掌握する」という事は「SDガンダムがかなり不遇な扱いを受ける」という裏法則に直結するからですね。
何故なら「SDガンダムの作品の一部(それこそSDガンダムをメインにしたガンプラバトル漫画)にはコミックボンボンのロゴ印字がプラモの箱に入っている」からであり、アレの版権の一部は講談社が持っており、「講談社が許可を出さない限りそのシリーズは再販されない=角川がガンダム作品の上に居座る以上一生その作品はリファンされることも再販されることもない」という負の連鎖をこともあろうに「2000年から2021年に至るまで21年間それを90年代SDガンダムファン層に強い続けてきた」裏の経緯があるためですね。
これがよくにいう「角川の重すぎる罪」であり、角川がその重しを取らない限り「ごく一部のガンダムファン層が不遇な扱いを受け続ける」経緯があるためである。
「SDガンダム三国伝」「SDガンダム三国創桀伝」や「SDガンダムワールドヒーローズ」とはまさに「角川にとって都合の悪いSDガンダム事情に蓋をする⇒臭い物に蓋をする」行為であり、それを重ねて忘却を測ろうとも罪は重くなり続ける一方だと21年間も同じことを繰り返しているんだからそろそろ理解するべきだと思うわ。


で、それ以外でむしろ「角川に感謝している」点は富士見ファンタジア文庫や電撃文庫、ファミ通文庫等のラノベ作品や角川オリジナルの漫画作品ですね。
よくにいう「角川オリジナルで他社の版権が絡まない作品」に関してはケチをつけるどころかむしろ面白い作品を出し続けてありがとうございますと言いたいくらいである。
「鋼鉄天使くるみ」「鋼殻のレギオス」「アスラクライン」「バカとテストと召喚獣」等学生時代にお世話になった作品は多々あるため、その点に関しては反旗を翻す気はないですね。
ただし「ガンダム作品がちらつくとイラつきが止まらない」という法則があるが故にそれほどひどくならないように手加減しながら引き合いに出すことはあります。

なお、裏事情を言えば「ときた先生のガンダム漫画派正しくはボンボン作品ではなくときた作品だ」と言えるものであり、逆手に取れば「神田先生のSDガンダム漫画は神田漫画という点よりもボンボン漫画という要素が強い」「今木商事先生のプラモウォーズも今木漫画というよりもボンボンのガンプラバトル漫画という側面が強い」という見解がある。
これがまさに「ボンボン版権事情」であり、これはまさに「バンダイにホールドされた要素」とも言えます。
バンダイがガンプラの箱に「コミックボンボン」と印字した時点で、これは「ボンボン(講談社)とバンダイがタイアップしたガンプラ」ということになり、その作品漫画の一部も「ボンボンの漫画作品」と固定されます。
故に「角川のガンダム部門では取り扱いできない作品」となるため、武者頑駄無シリーズのボンボン作品のごく一部とプラモウォーズの旧ガンプラがリファンもできないし再販もできないという裏法則があるという事ですね。私個人としては一番腹が立つ部分であり、これがあるが故に「角川のガンダム部門に恨み節が積もっていく」という法則があります。

今日はこんな感じです。
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