無言歌は続く

　今宵一枚目の音楽は　ガラ・コンサート / ノーマン・グルダ・アムブロス　ノーマン(S)グルダ(p他)アムブロス(vo)他
　アムブロス:
　01ゆっくり一緒にやっていこう
　02警察官
グルダ：
　03「こうもり」より
ベートーヴェン：
　04ピアノ・ソナタ第8番ハ短調op.13「悲愴」
ラヴェル：
　05ヴォカリーズ
　06すべては主の御手に （黒人霊歌）
プーランク：
　07愛の道〜ワルツの調べ
パウエル：
　08ポエム
グルダ：
　09ぼくはお客
アムブロス：
　10ぼくは君から去りはしない
プロコペッツ：
　11酒場の禁令
演奏
(5)(6)(7)ジェシー・ノーマン(S)(3)〜(11)フリードリヒ・グルダ(p.他)(1)(2)(10)(11)ヴォルフガング・アムブロス(vo)(8)ウェイン・ダーリング(b)ミヒャエル・ホンツァク(ds)
　録音　1986.9　この前に聴いたのが20180705 3年ぶりか　ノーマンの声はすごいね

　今宵二枚目の音楽は　死と乙女　魔王〜シューベルト歌曲集
　ジェシー・ノーマンのピアニスト　フィリップ・モルとの共演によるシューベルト作品を収録した1984年録音盤　歌声だけだったら世界最高だったろう
　01.ミューズの子　作品９２の１　Ｄ．７６４
　02.ガニュメート　作品１９の３　Ｄ．５４４
　03.全能の神　作品７９の２　Ｄ．８５２
　04.死と乙女　作品７の３　Ｄ．５３１
　05.魔王　作品１　Ｄ．３２８
　06.糸を紡ぐグレートヒェン　作品２　Ｄ．１１８
　07.自然に寄せて　Ｄ．３７２
　08.こびと　作品２２の１　Ｄ．７７１
　09.憩いなき愛　作品５の１　Ｄ．１３８
　10.湖上にて　作品９２の２　Ｄ．５４３
　11.解消　Ｄ．８０７
　12.ズライカＩ　作品１４の１　Ｄ．７２０　彼女が亡くなったのは2019年の秋だったかな　オペラ歌手マリア・カラスを除けば　あらゆる時代の歌い手の最高位にいたと思われるジェシー・ノーマン　もうCDでしか聞くことができないのは残念だ　死と乙女　魔王は鬼気迫る名演　名唱だ

　一本大きな筍があったのでそれを掘って母の実家に持っていく　今日はこれ1本のみ　他じゃ結構豊作の声を聞くが　我が家では出が悪いね　でもまだひと月はあるからな　今宵の雨でその後が楽しみだ　雨後の筍

　竹山にいた蜂の群れ　箱に入れて3日たつ　もう逃げんかな　日本ミツバチはよう逃げるからな　毎年幾度も逃げられる　明日は大丈夫なら　もう住みついてくれるだろう　ほか耕耘に早稲の枝豆の定食　11本　ハーブの播種二種類　明日はロケットと云ふハーブの種まき　忙しくなるね　白いとうもろこしはすでに定植　次がまあだ芽が出ない　昼になる

　今日は焼きそば　ちょっと太麺　キャベツを冷凍してあるので解凍しながら煮込む　豚肉ににんじん笹切り　しばらく煮込んで焼きそばを入れて調味料を半分入れてさらに煮込んで　一旦汁を捨てて　残りのソースを加えて撹拌　程よくおいしい　ちなみに味はかなり薄い　水がスープがわり　よくよく考えるとレストランも食堂も　食べ物は水である　訂正　飲み物は水である　いつもスープは作らんでもいいさ　水なら塩分さらに控えめだ

　午後は雨が降ってきた母の親戚に茹でた筍を持っていく　小さいがいいさ　タダでもらうんだから　電気屋さんなので　電話をすればすぐに飛んでくる　専門店で買うと持って行く必要があるが　個人の店だと向こうが飛んできて持って帰って修理してくれる　ただし量販店や専門店より高い　しかし電球一本でも持ってきて取り付けてくれる　夕飯になる

　鳥のカツ　安くて大きい　分割されていて　今日はそのうち三つを食す　残り二切れ　昼にカツ丼の作り方をやっていたので　その通りにやってみた　流石においしいね　但し　とんかつではなくすでに揚げてある　しかも4日目でまだ残る　5日目だったかな　新聞に包んでおくと油抜きができる　こんなに油を吸っているのか　と驚くこと請け合いである

　　　あんぱんと山岡鉄舟

　1875年明治で云ふ処の8年4月4日　明治天皇は　水戸家の東京下屋敷に御臨幸になった　水戸家は今の大河ドラマを見ても徳川代々の勤王精神を持つ　この時水戸家では天皇の接待用にアンパンを用意した　この時の天皇の侍従は山岡鉄舟　鉄舟さん　木村屋の先代と仲がよろしく　木村屋が開発したアンパンを和魂洋才を具現したものと高く評価あんぱんは饅頭の伝統と採用の製パン技術と見事な結合　明治天皇痛くお喜びになったようである　特に皇后陛下が愛好されて木村屋では皇室納入のあんぱんには中央に穴を開けてシソと詰めたと云ふ　ちなみに木村屋の看板は晩年の鉄舟の一筆である