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2021年02月12日17:44

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もう祝日なんて要らない、なんて言わないよ絶対

まだ五輪組織委員会長職の騒動が収まっていないようだが
今から話し合うのか

 一部メディアが報じている通り、川渕さんという「ジョーカー」で解決を図ろうとする既存の意思決定集団と、
 明らかにこれを機に刷新しようとするポピュリスティックな政府筋や森さん嫌いの連中だが、どちらに落ち着くのか。
ここには何回も書いているが、
「そもそも何故、そしてどういうプロセスで森さんに決めたんだ」
というところで納得していない僕は利益主導型イベントにしか映らない東京五輪にはそもそも背を向けていて、いっそのことこのまま開催できない結末を迎えるべきだと思っている。困る人も数多出てくるだろうから、単純に望んでいるのではないがお金と辛抱だけが大きくて「遺産(レガシー)」が東京だけにしか残らない五輪に、それ以外の地域に住む我々が一体何を期待するのだろうか。

 そもそも五輪というイベントに色々と詰め込みすぎだという事は何度も指摘してきている。男女同権である事に全く異論はないのだが、だったら男女別に記録会はする必要はないし、同じフィールドで戦ったら良いのに、と常々思っている。
 同じフィールドで戦うのは女性がスポーツを楽しむことの阻害要因になるから、男女別にやっているのだろう?もうこの時点で「男女平等」ではないよね。
 ところがである。今度は「男子か女子か」の規定が問題だと言うのである。性的マイノリティの権利も同等だというから「スポーツとジェンダー問題」の解決を見ないままに一足飛びにこれを前提として大イベントを行う事自体が正直「?」な出来事なのである。

これについては半歩譲って「プロとアマチュアは違う」という考え方もできるだろう。プロアスリートについては、ある程度納得済みというか、そういった状況を踏まえてアスリート活動を進めているのであり、改善を訴えるもアスリートとして拒否するもその選択肢を自分で持っていると言っていい。だが、アマチュアの場合は違うだろう。飽くまで公平で平等で多くの人の納得が得られる作りになっていなければならないだろう。スポーツとは言い換えればルールであり、ルールの中で技術や能力を争う事なのであるから。

さて、五輪の渋滞回避だの何だののために
祝日まで変えると言うのは如何なものかと以前にも申し上げたことがある。
今回は特殊であって新型コロナウイルス感染症拡大による延期だから
仕方ない部分は仕方ないと考えているが
延期が決定したのは昨年の3月、時期が決定したのは3月30日だったのである。
そこから当年の祝日の修正は間に合わないのは当然として
翌年の修正は間に合わせようと思ったら間に合ったはずである。
確かに先は読めない。開催時期だって再修正の可能性もあった筈だ。
だから、固定したのかそれとも修正そのものを延期したのか

しかし、暦を決める権利は実は王権の一つであり
我が国でいえば天皇が司っていた権利の一つだったのだが
それを民主主義が奪ったわけであるから
(僕はこの時代、もう「祝日」は不要ではないかと思っている)
きっちり作ってきっちり発表する義務は国会にもあった筈だと
そう思うのだ。
結果的に11月の末に結論を得たわけであるが、それでは遅い。
それは分かっていると思う。
そして、行われている筈の五輪が延期した時点で
祝日が変えられるかも知れない事は、カレンダー制作の現場でも
印刷するまでに十二分に認識されていたはずだから
間違っているのかどうか分からない祝日が印刷される時点で
それが消費者の手元に行く場合の対策を取る事も出来た筈である。

そこを手抜いているから、こんな事態になったのである。
「皆、そこは分かってくれるだろう」とか
「デザイン上、どうしようもない」とか
色々事情はあるにしても、分かっててそれをやる神経が
僕にはちょっと理解できないというか、許せないというか。
仕方のない事だとは思っているけれども。

それくらい、祝日やカレンダーというのは
大事な事なのに、大事に扱わなくなってしまったのは実に残念な事である。
以前に「体育の日」がかつて10月10日である理由、について
述べたことがある。
以前の東京五輪の開会式の日を記念して制定したのである。
だから、その日を祝っているのに
それを変動制にした時に物申した記憶がある。
そういう意識が良くない。もし、構わないと言うのなら
記念日はそのままにして「祝日」になんかしなくても良かったのではないか
そう思うのである。

■大量に出回る「祝日移動していない」カレンダーに注意 修正しないと会社が混乱する恐れも
(まいどなニュース - 02月11日 16:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6409177
 東京五輪の延期に伴って移動された今年の祝日を反映できていないカレンダーが多く出回り、生活や企業活動への影響が懸念されている。祝日を移動させる特別措置法の改正が昨年11月にずれ込み、多くのカレンダーが元の休日のまま印刷を終えていたためだ。祝日と平日を間違って予定を立ててしまったり、企業のシステムが正常に動かなくなったりする恐れがあり、注意が求められている。

【写真】祝日移動を知らせる、2020年12月4日の官報

 今年の祝日は、本来7月19日だった「海の日」が五輪開会式前日の7月22日に、10月11日だった「スポーツの日」が開会式の7月23日に移動している。8月8日の閉会式は11日の「山の日」を前倒しした。移動前の祝日は平日になる。

 祝日の移動は、開・閉会式の混雑回避が目的で、2021年だけの特例。根拠となる改正五輪特措法が昨年11月27日に可決、成立したが、年の瀬が迫っていたため移動前の祝日を掲載したままのカレンダーが多数発行されることになった。

 京都府印刷工業組合(京都市右京区)によると、カレンダーは早ければ前年の夏ごろから印刷が始まり、昨年は組合役員の間でも祝日の対応が話題になったという。最終的には「法改正で祝日が変更になることがある」と書き加えるなど、印刷時点の状況を踏まえて個別に対応が行われたという。

 一方で、京都府京田辺市の都市緑化協会が10月に発行したカレンダーのように、昨年5月の改正法案の閣議決定を受けて移動後の祝日を反映した物もある。ただ京都新聞社が確認したカレンダーや手帳など25種類のうち、反映していたのは2種類にとどまった。

 そんな中、京田辺市は2月の広報紙でカレンダーの祝日を書き換えるように呼び掛ける記事を掲載した。市民から注意喚起の要請があったといい、担当者は「私も移動を知らなかった。間違って予定を立ててしまわないように注意してほしい」としている。

 情報セキュリティー企業のトレンドマイクロ(東京都)は、「休日にシステムの保守を行うことはよくある。祝日を間違えば、業務をしているのにシステムが休みの対応をしてしまうこともありうる」と警戒を求めている。

 例えば、勤怠管理システムが休みと判断して出勤を記録できなくなったり、営業中にもかかわらずかかってきた電話に休日用の自動応答が流れてしまったりするトラブルも考えられると指摘。大手サイトで19年12月23日に株価が表示されなくなった問題も、天皇陛下の即位で平日になった元の天皇誕生日をシステム上では祝日のままにしていたことが原因だったという。

 同社は「前例もある。システムの管理者には正しいカレンダーを入力してもらい、1年限りの変更なので元に戻す作業も忘れないようにしておくことが必要だ」と点検を勧めている。

 五輪に伴う祝日の移動は20年も行われたが、特措法の改正は開会式予定日の2年以上前となる18年6月で、カレンダーへの影響はなかった。
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