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2021年01月23日14:26

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これぞ奇跡のドラマ『僕らは奇跡でできている』第一シーズン全10話鑑賞致しました

皆様、おこんにちは。たった今、日本テレビドラマ史上に残るであろう『僕らは奇跡でできている』第一シーズン全10話をアマゾン・プライムビデオにて鑑賞致しました。その感想です。


幼い頃から周囲となじめず、生き物のフシギに夢中な主人公・相河一輝(高橋一生さま)は、動物行動学を教える大学講師。祖父(田中泯御大)のもとで育ち、今は住み込み家政婦の山田(戸田恵子姐さん)と暮らしている。半年前、恩師の鮫島教授(小林薫御大)の引き合いで大学講師になったが、人の話を聞かず失言したり、職場のルールを守れず、同僚の樫野木(要潤さま)や沼袋(児嶋一哉さま)から変わり者扱いされ、新庄(西畑大吾さま)や琴音(矢作穂香御嬢様)ら学生らも、一輝の一風変わった授業に戸惑わされている。しかし、そんなことも本人はどこ吹く風。ある日、歯の痛みが我慢できなくなった一輝は、鮫島の紹介で美人エリート歯科医・水本育実(榮倉奈々御嬢様)と出会う。はじめは一輝のマイペースぶりにつきあっていた育実も、だんだんイラ立ちを隠せなくなり、ついに「常識っていうものがないんですか?」と大激怒!しかし、一方で、一輝のある発言が、育実の心をどうしようもなくざわつかせて…!?実は、見た目のイメージと違い、育実は生真面目で頑張り屋ゆえに仕事もプライベートもなぜか上手くいかない“こじらせ女子”だった――。

第一回目の視聴の時から「奇跡のドラマ」のようだ!と狂喜乱舞した本作。大概のドラマは10回も続くと、どこかで中だるみするものなんですが、このドラマは大した事件らしい事件が一つも起きないにも関わらず、登場人物一人一人の「こころの変化」に向き合うことにより、幾重にも綾なす一大絵巻として完成しております。まさか日本の民放地上波で3年前にこれだけ優れた連続ドラマが出来ていたとは知らず、我が身の不覚が少々恥ずかしく、勿体無いことをしたなぁと思っています。

このドラマを書いたのは、現在フジテレビで木曜夜10時に『知っているワイフ』でも脚本を担当されている橋部敦子さまなんですが、『白い巨塔』や『ハラスメントゲーム』を書かれた井上由美子さま、2004年版の米倉涼子姐さんが演じた『黒革の手帖』を書かれた神山由美子さま、そして『逃げるは恥だか役に立つ』、『アンナチュラル』、『MIU404』、そして『罪の声』を書かれた令和時代の橋本忍と勝手に思っている 野木亜紀子さまと並ぶ凄さでして、これがオリジナル脚本だとは凄すぎます。

このドラマで特筆すべきは、脚本もそうなんですが、演者の皆様のアンサンブルも見事でして田中泯御大と小林薫御大が山小屋で歓談するショットなどは一幅の歴史画を鑑賞しているかのような佇まいがあって、撮影の伊藤清一さま、初瀬康一さま、布川潤一さま、古川好伸さまと4人で担当されているようですが、第一話目から久々に引きずり込まれました。

全10話観終えて思うのは、やりたいことをやって生きている人は一番幸せなことだけれども、そうでなくてもそれぞれに輝ける道へ至る方法はあると言う事でして、人が夢中になって何かをやっている姿ことが美しく尊いことなのだと教わった気が致します。

このドラマを知る切っ掛けとなったのは、現在TBS系列で放映されている日曜劇場『天国と地獄 サイコな二人』の高橋一生さまの演技が素晴らしいと書いたことで、友人の方よりお薦め頂いたことがはじまりなのですが、知らなければ一生観なかったかもしれないと、人の御縁の有難さを感じたのでありました。謹んで御礼申し上げます。ありがとうございました。





https://www.fujitv.co.jp/b_hp/bokura/
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