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2021年01月20日13:45

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【美術】「博物館に初もうで ウシにひかれてトーハクまいり 」

皆様、おこんにちは。1月31日迄東京国立博物館にて開催されている「博物館に初もうで ウシにひかれてトーハクまいり 」に行って参りました。その感想です。


あけましておめでとうございます。令和3年は丑(うし)年です。牛は古くから人の生活を支えてきた身近な存在でした。本展にならぶ多彩な≪描写された牛の姿形≫には、そんな牛に対する人々のさまざま想いが反映されています。

牛に聖性をみる古代インドの信仰は、東アジアにまで広がり、ときには神の乗り物や、仏教における悟りの象徴ともみなされました。このように≪牛にまつわる信仰史≫は多様ですが、その背景には、日常における≪牛と共同した暮らし≫がありました。力強く従順な牛は、重要な労働力として輸送や農耕に活躍していたのです。さらに平安時代には、貴族の乗り物「牛車」が登場します。華やかな≪牛車と王朝の様式美≫は、現代にいたるまで長く憧憬の対象となりました。

なお本展のタイトルは、「牛に引かれて善光寺参り」という諺(ことわざ)を基にしたもの。「身近に起こった出来事に導かれて、思いがけない縁が結ばれること」の例えです。こんな状況だからこそ、展示作品との思いがけない出会いを通して、改めてトーハクと縁を結んでいただきたい。そんな想いが込められています。本展が、今後の新たな日常を支えていく、ささやかなきっかけとなれば幸いです。


毎年年始の恒例行事ですが、今年が例年と違うのは「事前予約制」を導入した事でして、二度目の「緊急事態宣言」下と言うこともあり、普段は人を見ているんだか松の屏風を観ているんだか判らない日本で一番人気がある国宝である長谷川等伯の『松林図屏風』(展示は1月17日迄)も御覧の通り、フルで撮影出来ましたし、やはり例年だったらまずこの状態では撮れない伊藤若冲の『松梅群鶏図屏風』もこの通り。日時指定制と申しましても09:30と12:30分の枠の二つだけなんで去年の「桃山 天下人たちの100年」みたいに超ウザかった30分区切りではないのでゆとりを持って入館出来ます。そんな訳で展覧会始めは此方からになりました。


https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2070
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