「裏ルートで持ち込まれた中国製ワクチン」なんかよく打つ気になるもんだ

中国政府から最近承認が出たばかりで、日本では未承認の新コロワクチンが裏ルートで日本に持ち込まれた……怪しすぎる。

どう考えても詐欺くさいだろ……。
「中国共産党に近い中国人コンサルタント」とやらが中国でも承認間もない新薬をわざわざ日本に運び込み、特別に売ってくれる？　どうも不審な話だ。

完全にガセネタかも知れないし、ひょっとしたら本当に新ワクチンを日本に持ち込んでいるのかも知れないが、おれはこの件を詐欺だと判断する。

話としてはなかなかよく出来ている。

中国共産党幹部から「我が国（中国）の製薬会社と協力し、日本で中国製ワクチンへの支持を広げてほしい」と頼まれた

つまり日本で中国製ワクチン支持を広める工作のために持ち込まれた特別な品を、ぜひ他でもない貴方に提供したい（なぜならあなたは日本社会に影響力を行使できる人だからだ）……という筋書きで、富裕層の特権意識を巧妙にくすぐるわけである。しかもこれは、中国共産党が日本に入り込んで工作を行っている、という日本で流布している反中観念を逆手に取ってもいる。

高い金を払ったあげくブドウ糖液かなにか毒にも薬にもならない代物をつかまされるならまだマシな方で、安全性の定かでないワクチンもどきを打って逆に感染でもしたら目も当てられない。ある企業経営者曰く

「新型コロナウイルスに感染したら自己管理の甘さを示すことになり、企業の経営者として到底許されない」

それで偽ワクチンをつかまされたり、危険ななんちゃってワクチンを注射したあげく逆に新コロに感染したりしたら、己の脇の甘さを示すことになって、企業の経営者として余計許されないのではないだろうか？

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「中国製でも…」ひそかに持ち込まれたワクチン、日本の富裕層が接種
1/2(土) 14:01配信
朝鮮日報日本語版

　承認が出ていない中国製新型コロナワクチンが日本国内にひそかに持ち込まれ、企業経営者ら富裕層を中心に接種が行われていると日本の毎日新聞が1日、報道した。

　毎日新聞の報道によると、昨年11月以降、経済団体の役員を務める経営者や、菅義偉首相のブレーンとされるトップを含む18人が、中国の製薬会社「中国医薬集団（シノファーム）」が製造したものと推定されるワクチンを接種したとのことだ。これらの人々は日本を代表する金融会社、電子製品メーカー、情報技術（IT）企業など15社の最高経営責任者（CEO）とその家族・知人たちだった。日本政府ではまだワクチン接種を開始していないが、中国製の未承認ワクチンをひそかに持ち込んで接種したという。シノファームのワクチンは最近、中国政府から使用承認が出たばかりだ。

　昨年11−12月に2度にわたり妻と一緒に中国製ワクチンを接種した金融会社の社長は「新型コロナウイルスに感染したら自己管理の甘さを示すことになり、企業の経営者として到底許されない」と言った。日本政府は、早ければ今年2月から医療従事者などを対象にワクチン優先接種を開始するが、自分の順番がいつ来るか分からないため、ワクチンを接種したというのだ。

　中国製未承認ワクチンは、中国共産党に近い中国人コンサルタントが流通させているという。この中国人は昨年9月、中国共産党幹部から「我が国（中国）の製薬会社と協力し、日本で中国製ワクチンへの支持を広げてほしい」と頼まれたと言った。中国共産党の関与の下で中国製ワクチンが流通したことを示唆するもので、日中両国間の外交問題になる可能性もある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e1725c4b8a99ec7aad6a0890aa4fdeeae726fb5