劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(杉原輝昭監督)
「ゴリラー!!」
やっぱり不破さんはゴリラかっこいいなあ。
コロナで夏映画が無しになったゼロワン映画がようやく公開。待たされただけあって楽しめました。
新しいイズと或人のその後も描かれていて完結編として良い映画だったかと。まあ、まだスピンオフもあるようですが。
60分リアルタイム演出も面白かったですよ。
今回の敵のエスはデイブレイクの被害者だったわけですが、悲しい過去のあるボスキャラで倒し辛い相手だなあ、…と思ったところで破滅願望さんにラスボスをバトンタッチされて、気兼ねなく倒せる相手になってくれてよかったです。
最後の教会はよいシーンでした。あのまま滅んじゃってますけど最後に救われはしたのでしょう、きっと。
ところで、ライダーで教会での結婚的場面が出ると、マンホールさんが乱入してくる妄想をしてしまうのですが、どうしてくれるという感じです(笑)
それにしても、アークに人の悪意を吹き込んでデイブレイクの原因となった存在は罪深いですよ。なあ、1000%…(^^;
その1000%さんが仲間面しているのは、滅が共闘している以上に違和感があって苦笑します。まあ、今回100%を尋問したり、不破さん唯阿さんが変身出来るようにしていたりと役立ってくれてはいますけどね。
無職の不破さんとかをサウザー課に誘って振られた1000%さんはこの先仲良く…なれるんですかねえ(^^;
不破さんは、まだ無職なんですねえ。A.I.M.S.に戻ればいいのに唯阿さんの下で働くのが嫌なんですかねえ。サウザー課に行くよりA.I.M.S.の方が1000倍いいと思いますけどね。
今回の不破さんは迅となかなかいいコンビになっていたのが興味深かったです。戦闘機との空中戦が見応えがありましたが、「ゴリラー!!」に吹きます。迅も「あれくらいなら死なないだろう」とか思ってるんでしょうけど。
ゴリラが落ちた時は「まいっか」とか言ってたのに、本格的なピンチには身を挺して不破さんを助けてる迅がエモいですよ。
唯阿さんは最初のバイクアクションが格好良かったかと。本編では割と不遇だったバルキリーがきっちり活躍してくれているのがいいですね。
ザイアスペックを生かしての情報共有とかも良かったですね。
滅さんは最終回時点であの格好でしたけど、金髪で羽織で刀で、ちょっと鬼滅と言うか善逸感があります(笑) しかし、滅がきっちり仮面ライダーしていてよかったですよ。
滅亡迅雷は滅と迅が表立って戦って、亡はバックでサポート役でちょこちょこ活躍が描かれていましたが、雷はバイクを運んできただけで終わりなのはちょっと残念でした。でかいトラックでバイク1台だけを届けに来たのはちょっと笑いましたけど。
衛星が落とされちゃったからバイクは地上で搬送するしか無いんですねえ。変身時のバッタ達ってどこからやってきてるんですかね。
予告やポスター時点で気になっていたゼロワンとゼロツーの共闘はどういうことかと思ったらイズでしたか。予想はしましたが、イズがゼロツーになって或人と並んで戦うのは熱いものがあったかと。
これがやりたいから本編ラストはゼロツーではなくリアライジングを出したんですかね。
新しいイズの扱いはなかなか複雑なものもありましたが、元のイズの思いを受け継ぎつつ新しいイズでもある辺りは良かったかと。
ヘルライジングホッパーはなかなかエグかったですね。メタルクラスタといいアークワンといい或人社長は闇系の変身が多めだなあ。闇…とは違うけど001も苦しそうだったし。
アズが放置なのは気になりますが、スピンオフで何とかするんですかね。多分。
■最後に流れたゼンカイジャー(ゲンカイジャーと間違えそうになる)のビジュアルが凄いですな。アカレンジャー+ビッグワンと言うか…、またゴーカイジャー的な集大成作品なんですかね。
■劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本
こちらは夏映画での同時上映での戦隊映画のような短編でした。ストーリーは超シンプルで戦闘を見せることに専念していたなと。
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