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2020年11月08日21:14

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ジャンプ読んでいて泣いたことはない。

 今朝は5時半に起床。
 まじめに掃除をして坐禅会の準備。
 まだ日の出前の暗い時間帯に、救急車がやってきて搬送があった、暗い時間帯から登って転んでけが、とかだろうか?

 昼は練習に出かけ、夜帰宅してみると、レスキュー隊大集合になっていた。
 朝に晩にご苦労様です。

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 正直なところ、ジャンプの漫画を読んで「泣いた」ことがない。

 泣いた漫画で一番に思いつくのが、「がんばれ元気」。
 三島さんが死んでしまうシーンは涙なしには読めなかった(立ち読みなのに)。長期連載だったがずっと読み続け、最終回でおじいさんとおばあさんが「元気が帰ってくる」という話でまた涙腺が緩む、途中も何度も涙がこぼれそうな話は多かった。小山ゆうの漫画はドラマも多く泣ける作品が多いと思うが、そういう漫画は、ジャンプには採用されない。購読者の年齢層をサンデーなどより下に向けているからだと思う。ギャクで笑いを取る、あたりが根本的に高い評価の編集なんだろう。漫画ってそもそもそういうものだろう? 「泣ける」という要素を最初から求められていない編集なら、泣ける漫画が無くても当然だと思う。
 鬼滅の刃が空前の大ブームだから、こんなアンケートをとったりするのだろうが、確かに「可愛そう」なシーンは多い。それが「泣ける」かと言われると、ちょっと違うような気がする。
 ジャンプ漫画の代名詞的な「勝利・友情・努力」というのは、キン肉マンあたりが初出に近い印象。超人オリンピックでの勝利、テリーマンとの友情、プリンスカメハメから伝授する四十八の必殺技の特訓、とか。
 特に超人オリンピックがトーナメント方式の決勝戦となって、このスタイルは後続の漫画でも良く採用されている。読者の期待通りの勝ち負けがついたり、それを裏切るようなストーリー(いかにも強そうなブロッケンマンがお茶らけキャラに見えるラーメンマンに1回戦で殺されてしまい、使い捨てキャラだったとか)があったりするのが週刊誌として読んでいると面白い。そもそもキン肉マンは「ダメ超人」で優勝するような器じゃなかった。じゃんけんでカニベースに勝つとかインチキくさい演出満載なのである。そんな主人公が優勝してしまったので、その後のストーリーは大きく変わったと思う。
 ただ、そのような漫画で「泣ける」のは難しいと思うよ。

 サンデーの漫画で「ガッシュ」も泣けるシーンがある。私の一押しはキッドが魔界に帰ってしまう話。100人の魔物はいずれ魔界に帰る運命なのだが、パートナーとなった人間と苦労を共にし、新しい術を覚えていく。キッドは初めて出てきたときからかなり強い魔物だったから、早々と魔界に帰ってしまうのは予想外だった。そして、ずっと最弱の魔物として描かれているキャンチョメが実は終盤で最強の魔物になっていく辺りは読者を驚かすような展開。

 ストーリー性のある漫画は、漫画家も最初からこんなストーリーで最後はこうなる。という流れを頭に描いて書き始めるのだろう。キャプテン翼なんて、最初の何回かを読むと、いずれワールドカップで優勝する、という話まで描きたいんだよね。ってわかっちゃう。それが分かっていて、途中から色々ドラマを挟んでみても、読者からは見透かされるのではないか。そういう浅い設定だと泣けるようなストーリ展開にはできないよね。ライバルが出てきて次々対戦する、勝ち進む、というのが面白くないとは思わないが。

 ということで、話に落ちをつけるなら、そもそもジャンプの漫画は最初か泣ける、という要素は狙っていない。だけどもそれでもあえて「泣ける」漫画はあるのか、と問うた時、読者の中には、「この漫画のここが泣ける」と言える話が一つや二つはあろう、みたいなことなんだな。

 とってもラッキーマンの「天才マン」が放つ無敵の光線「カッ光線」とか、強すぎて本当泣けてくるよ。

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【2020年版】ガチで泣けるジャンプ漫画ランキング
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=45&from=diary&id=6298244
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