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2020年11月04日16:36

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楽しみにしていた11PMが見られなかった話。

 今日は水曜日。
 小学校6年の時は火曜日だった。

 小学校の修学旅行は広島で平和学習があり、その後新幹線で移動して秋吉台のホテルに1泊する旅行だった。小学生の時のメインイベント的な位置づけの旅行、事前から楽しみにしていた。
 その楽しみの一番の所に、宿泊が火曜日、ということがあって、みんなでホテルの部屋で11PMを見よう、という話をしていた。
 昔は、自分一人でテレビを見る、という環境は通常どこの家庭にもなく、テレビは家族と一緒に見るもの。こっそり深夜番組を見る、なんてことは早々かなわなかった。
 それでも、11PMではエッチな内容がある、ぐらいは誰でも知っていて、特に火曜日が過激らしい、と聞いていた。
 そんなわけで、ちょうど修学旅行の宿泊が火曜日なので、旅行前から友人同士で相談して夜は一緒にテレビを見よう、という流れだった。

 近年、地上波の放送をほとんど見ることが無くなったが、昭和の時代には放送でも結構何でもあり、な所があり、エロイ番組から暴力的な番組など、今ではありえないような内容のものも多かった。11PMは大人になってから思えば、大人向けの様々な情報番組、でしかない。性に関する情報は大人にとっては当り前でも、子どもには通常与えられないもの。「子どもの成長に悪影響を与える」と考えられているからだが、真偽は良く知らない。
 いつからなのか、学校ではセックスも教えなくなった。人の営みとして最重要課題であるのに、学校で取り扱わないのはどうよ、とは思う。家庭科で調理実習やお裁縫などを教えるのと同様に、性教育では順を追って正しい知識を教えていくべきだし、人と人が愛し合うことは大事なことそして素晴らしいこと、ということも教えねばならないだろう。また出産の大変さや危険に対する知識も必要だし、なにより子育てがとても大変なことだと知らしめなければならない。準備もなしに子どもを産んでも容易には育てられない、だからこそ若いうちに興味だけでセックスをするのは間違っている、と。
 それでも子どもというのはどん欲に知識を求めてしまう。これって本能なのかな?
 小学校でも性教育があったのだが、学校ではメンスがあることと、排卵しても精子がやってこなくて受精しなければメンスで流れてしまうことは教わった。ただ、女の子の身体の中に「どうやって精子が来るのか」に関しては授業では教わらなかった。
 そんな中で、友人が図書室にあった1冊の本をみつけてきた。ざっくりこんな内容が書かれていた、

 「男女が裸になって愛し合うとお互い興奮してきてペニスは勃起する。勃起したペニスを膣の中に挿入すると、より興奮してペニスは上下左右に激しく動くようになる。興奮が最高潮に達すると、ペニスはさらに激しく動いて射精する。」

 読んでみて驚いたのは、勃起したち〇んちんを女性の膣に突っ込んでしまう。という点。いくら何でもそんなことはない! と思った。
 一緒に読んでいた友人たちも、たぶん同じように思ったのだろう。
 みんなで先生に聞きに行くことにした。

 私 「これは本当のことですか」
 先生「そうよ」
 私 「先生にも子どもがいますが、先生もこんなことをしたのですか?」
 先生「勿論しました。」

 だって。
 にわかには信じられなかった、また当時はそれが「気持ちの良いこと」とは考えもしなかった。ペニスが上下左右に激しく動く、という表現には、ペニスそのものが勝手に振動する、みたいなイメージを持ってしまい(それは根本的に間違っているのだが)結構何年も、そういう事象が起こることを期待したものだった。

 そんなこともあったのだが、たぶんその時点で女の子の中にはもっと先まで知識のある子も多かったのだろう、その後「夜、両親のベッドの下に潜り込んで父と母がセックスしている現場を見てきた」なんていう子もいた。
 彼女が言うには、「父はコンドームをはめて。母はピルを飲んでからセックスしていた。」「母がいたがっていた」などと、今からなら真っ赤な嘘だと分かる情報も含まれていたのだが、何もしらない状態では、彼女の言う「女性は痛いだけで損」という話を信じていたりした。
 実際、膣の大きさとか、中がどうなっているのかも知らない。そもそも身体にそんな大きな「穴」が開いているイメージがないので、突っ込んだらさぞかし痛いだろう、というのは想像に難くない。
 また漫画とか小説なんかでも、「初体験」の記述は良く出てきて、たいてい女の子は痛がって出血までする。痛いに違いない、というイメージは簡単に出来上がる。

 そんな、性に対する知識とは無関係に、男の子というのは女性の身体に興味を惹かれ、そして好きでもない相手の裸であっても「見たい」と思うもの。それが皆で11PMを見よう、という動機になっている。
 いわゆる雑誌の写真で、静止画でヌードを見る機会はあっても、動画でヌードを見れるチャンスはそんな深夜番組以外にはほぼ皆無の時代である。いわゆるAVなどはあったのかもしれないけど、家庭にビデオを再生できる機器が普及するちょっと前の時代だった。

 修学旅行当日、新大阪から新幹線に乗って、、、云云かんぬん。
 すべてが目当たらしく、楽しい時間が過ぎていく。一日楽しんで、いよいよ夜。
 皆で10円ずつ出し合って、いよいよコインを投入。

 チャンネルを合わせたが、アメリカ大統領選挙のニュースをやっている。
 しばらくテレビを見ていたが、ずっとレーガン大統領の演説とかが続いていて、一向に目当ての番組が始まる気配もなかった。

 翌日、サファリパークに行ったが、眠くてバスの中では寝ていたので、ライオンとかいたのかなあ、、、覚えてない。

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 今日の大統領選挙、接戦ですなあ、、、午前中はバイデン有利、と情報が流れていたが、現時点ではどっちが大統領になるか全く分からない。

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■激戦州、大接戦続く 投票率「100年で最高」の予測も
(朝日新聞デジタル - 11月04日 10:46)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6293407

 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まった。再選を狙う共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が接戦を繰り広げているが、郵便投票の大幅な増加で開票作業が遅れる州もあり、勝者が判明するまで時間がかかる可能性もある。

 大統領選は、各州と首都ワシントンに割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。AP通信によると、米東部時間3日午後11時(日本時間4日午後1時)現在、バイデン氏がニューヨーク州やカリフォルニア州などで勝利を確実にし、209人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏はケンタッキー州やサウスカロライナ州で勝利を確実にし、選挙人を112人得ている。テキサス州(選挙人38人)やフロリダ州(同29人)は接戦が続いている。

 フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計によると、全米で約1億117万人が期日前投票を行った。2016年大統領選の投票総数の約73%にあたる。マクドナルド氏は、今回の大統領選では約1億6千万人が投票し、投票率は67%と、過去100年で最も高くなると予測している。4年前の投票率は約60%だった。

 州別にみると、テキサス州は期日前投票だけで4年前の投票総数を上回り、フロリダ、ジョージア、ノースカロライナの各州も前回の9割を超えた。いずれも、トランプ氏が勝利するためには勝たなければいけない、重要州だ。
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