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2020年10月24日14:29

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京都の思い出。

急に思い出したのが、蒸し寿司。
ちらし寿司を蒸し器で温かくしたお寿司。
新京極商店街やったかな、店の表に大きな蒸し器のオブジェ置いて
蒸気が上がってたかな。
これを寿司飯が余った時に、まかないで食べさせてもらった時は驚いて。
あついお寿司かぁー、と。 
料理屋の家族飯で食べるので、具はちくわと、店で使ってた椎茸の煮つけと
薄焼き卵くらいしかのせないけども。

あとまかないで、パリパリの揚げラーメンのあんかけ、
普通でいうところの、皿うどん、も京都で初めて食べた。
どうみてもうどんじゃないのになんじゃこれ、って。
で、美味しくないし。

んで、京都の人は、湯葉だの生麩だの買ってまで食べないが、
生湯葉(生湯葉)というのがある。
これは湯葉を作っていると最後に豆乳が固まってきて
もう湯葉にならないようになった、どろっとした物で、
これが美味い。とんでも美味い。
そりゃそうだ、もう豆乳のエキスだけ、ってなもんだから。
これを小鉢にこんもり入れて、蒸して
熱くしたものに、銀餡(くず粉でつくる、醤油味の、あんかけ)
にワサビのっけて、一品、千円ってな
店に居たことがある。

その店では、生麩の中に粟(あわ)が入ったのを
棒状に切り、油で揚げて、サイコロ状に切ったものに
田楽味噌をかける、ってな一品もあった。
これが美味い。うまいうまい美味い。

書いてると思い出す。

ある時、配達した先が和菓子屋さんだった。けっこう田舎だったかなあ、
街道沿いだったけど、そこが工場(こうば)みたいだったか、
そこで、焼き菓子の切った端っこだけもらって帰った。
それが松風(まつかぜ)と言う焼き菓子で、
カステラを固くしてもっと濃厚な味で
その表面に甘い味噌を塗って
最後にケシの実をかけた、日持ちのする菓子である。
そういうのを初めて食べて、
それの端っこを切り落としたもので、
それが美味しかった。
その松風は、京料理で、魚のすり身で同じ形のモノを作って
松風と同じ名前で八寸やお弁当に使ったりする。

私のいた店は、お祝いも葬式も料理を運んでたので、
京都の法事は全部みて来た。
で、ある家で、玄関に入ると三和土(たたき)があり、
その家の中でお葬式もしていたのだが、
その香典返しが、
缶に入った「蕎麦ボウロ」で、
当時、京都のラジオで宣伝してた昭和のいつ頃の歌なんだ?的な、
古いタイプのCM歌で、

「♪京都、とみの、まるたまちー(まるたまち)川道屋の丸太町、
川道屋〜の蕎麦ボウロ、」で、よく聴いていて、
あーこれかーぁーー、って思いながら、
ものすごい量の缶を積んでたのを思い出した。
そういう京都名物のメーカー品だったのを観た記憶だけで
どの辺の家だったまで思い出してくる。

ちなみに、検索したらそのCMがあって
聴いて、また20代の京都に居た頃の時代に
フィードバックさせてくれて。

http://takizawa.gr.jp/uk9o-tkzw/ks/kawamichiya.mp3

歌詞もすごいでしょ、丸太町は川道屋しかないんかい?ってな。


また思い出したら書きます。

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