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2020年09月26日23:14

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ナイフ作り体験とアメリカの芸術と文化

岐阜県関市へ行ってきた。
刃物の町だ。
街を走れば貝印、フェザーをはじめ刃物の会社が建ち並んでいる。

ちょっと市街を外れたところにGサカイがある。
正式名はガーバーサカイで世界的なナイフメーカーだ。
ここで開かれるナイフ作り体験に参加した。

まず金属片の切れ端を渡される。
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参加者が交代でグラインダーの前に座る。
回転砥石で研磨するのだ。
坂井社長が横で付ききりで教えてくれる。
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四方を磨いてピカピカになった。
次にブレードの部分に墨で自分の名前を書く。
それから第二塩化鉄に漬け込む。
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この金属片は積層鋼といってステンレスとニッケルが折り重なっている。
強い酸に漬けることでステンレスの部分だけ腐食する。
しばらくして引き上げるとダマスカス模様が浮き出ていた。

水で洗うと、墨で書いた自分の名前だけが腐食されず白抜きになっている。

最後に刃付けを行う。
これは素人には無理なので、坂井社長と従業員さんがやってくれた。
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鋭利な刃がついた。
新聞紙などスパリと切れる。

ということでネーム入りのダマスカスナイフを自作することができた。
よく見るとシンプルで美しいシースナイフだ。
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こんど寿司屋に持っていこう。
ネタが大きいとき半分に切るのにちょうどいい。

ナイフ作りが終わって、ついでに関刃物センターへ立ち寄ってみた。
ここは関ではいちばんマニアックな刃物販売店だ。
富田修の肥後守なんて、今ではここでしか買えないだろう。
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店内には掘り出し物がたくさんあった。
割込みの三徳包丁が2500円で、思わず買ってしまった。

店の人に聞いてみると。

関の刃物まつりは2年連続で中止になった。
去年は台風、今年は新型コロナのせいだ。

関のメーカーは毎年の刃物まつりでアウトレットを安く出す。
在庫一掃のためだ。
それができなくなったので、関刃物センターに大量に持ち込まれてきたそうだ。

今年は10月10日と11日、関ではゲリラ刃物まつりが開かれる。
ナイフ卸の山秀や関善光寺などで小規模ながら安売り刃物が並ぶ。

また来月、関に行ってみよう。
逆に人が少なくていいかもしれない。




話はころっと変わる。

帰宅したら大学の印刷教材が届いていた。
パラパラと眺めていた。
「アメリカの芸術と文化」が予想以上に面白そうな科目だ。
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章立てをちょっとだけ抜き出すと。

ウォルト・ディズニーのアメリカ
ジョン・ウェインのアメリカ
エルヴィス・プレスリーの出現
ジャズと即興芸術
ヒップホップのスタンス
など

最後のページはローリング・ストーンズのキューバでのライブの写真だ。

俄然やる気が出てきた。

しかし単位認定試験はどういうものが出るのかな。

次のうちでウッドストック・フェスティバルに出演しなかったアーチストは誰か
ディズニーのキャラクターを創作された順番に並べよ

こんなことを覚えるのだろうか??
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