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2020年09月09日22:57

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ナイフを個人輸入した

今年は関の刃物まつりが中止になった。
もちろん新型コロナのせいだ。
祇園祭りや阿波踊りやあんなものはどうでもいいけど、刃物まつり中止は許せん!

頭にきたからナイフを個人輸入することにした。

最初はベンチメイドのコンティゴ810というのがほしかった。
大きめの折りたたみナイフだ。
アメリカ製でアーミースタイルで格好いい。

しかしすでに廃盤になっているのであちこちネットで探す。
フィンランドのナイフショップに在庫が一つあるのをみつけた。
値段も安い。
「注文する」を押した。

それからが大変だった。
以下は日本語、英語、フィンランド語の三ヶ国語を交えたやり取りだった。

支払い方法は銀行振込を選んだ。
そしたら、指定してきた銀行はフィンランドの銀行だった。
国際送金手数料は5000円ほどかかるし、銀行まで出向かなければいけない。
支払い方法をPayPalに変更したいとメールする。
返事が来て、いちどキャンセルしてから、もう一度注文してくれとのこと。
そのとおりにした。

またメールが来た。
手違いで注文した商品はすでに売り切れていた、10パーセント値引きしてやるから他のナイフを買わないか?
ちょうど他にほしいのがあった。
同じくベンチメイドのバラージ581モデルだ。
しかも値段が少し高いからちょうどいい。
こっちでよければ送ってくれ。

すぐに発送連絡が来た。

こんなことを外国語で、おもに英語でやっていたからかなり面倒だった。

これでやっと届く。
このナイフの評判はどうかな?

調べてみるとアシストオープンナイフだった。
折りたたんだ状態からバネじかけで刃が開く。
銃刀法違反かどうかグレーな存在で、税関で止められたという話もある。
どうりで日本のナイフショップでは扱ってないわけだ。

どきどきしながら配達状況を見ていた。
ネットで逐次どこにナイフがあるかわかるのだ。

9/2 引受
9/4 ヘルシンキの国際交換局に到着、発送
9/6 東京国際郵便局に到着、保税中
9/8 中部国際郵便局に到着、通関手続き中
9/9 最寄りの集配局に到着、自宅に届く

よかった、途中で返却されるかと毎日心配だった。

郵便局の人が配達に来た。
1400円を払わされた。
内訳は消費税が1200円、通関手数料が200円だ。
なにがどうして1200円なのかよくわからないが、まあいいや。
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個人輸入というのは初めてだったけど面白かった。
ナイフもアメリカ製だけあって質実剛健な感じで良い。
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今度はネパールの警察官が腰に下げているククリナイフを輸入してみよう。
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