都心は激しい雷雨だというけど、調布は雷も雨もない静かな夜だ。夜が更けて涼しくなり、クーラーを止めて窓を全開にしている。
『看聞日記』を読んでいたんだけど、ちょっと分からないことが。。。
一四三四(永享六)年八月一日条
内裏へ万疋・瓜百籠、室町殿被進、是御冷事云々
天皇陛下に銭百貫文と瓜百籠が室町殿から進上されたそうだ。これは、御冷やしとのことである。
旧暦八月一日に将軍の足利義教が後花園天皇に瓜を贈ったという記事なんだけど、最後の「御冷やしとのことである」(「御冷事」)という意味が分からない。
「御冷やし」(おひやし)は、女房詞で(冷たい)水のことをいう。旧暦の八月は仲秋なんだけど(新暦の九月にほぼ相当する)、水で冷やした瓜をフルーツのように食べたのかなぁ。
こういう記事が簡単そうで、一番難しいように思う。
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