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2020年07月21日23:09

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パトレイバーノスタルジック

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000012425.html
パトレイバー劇場版4DXを日曜日に見てきた。
この劇場版がやってたのが31年前、自分が中学2年の頃。
割とパトレイバーはコミックも映画も当時としては目新しく、そして凄く先見性があったんだなと改めて思う。当時はOSなんて概念すら知らなかったから、何を言っているのかイマイチ理解していないところがあったし。

フォト

何度か言ってるけど、自分がパトレイバーを最初に知ったのは、逆襲のシャアで見たOVAの予告だった。
その時は、人間の顔が露出した(首元から顔が出てた)のがカッコ悪いと思ってしまったのだけど、その後HJで速水仁司氏の3D SHOWの連載が始まって、それに心を奪われた。

ガンプラブームやその後のアニメブームをリアルタイムで体験しておらず、同時にそのことがコンプレックスでもあった身にとっては、パトレイバーはリアルタイムで体験できたヒット作だったのだ。
一方で、当時から模型一辺倒だったこともあって、所謂イメージアルバムなどには手を出していなかったし、押井守監督がどれほどのものなのかなども知らなかったから、ある意味「理解」はしていなかったのかなとも思う(そうするとすべての網羅、全てを知ることが必要かって話になってくるのだが、それは一度わきへ置いておく)。

考えたら当時は四億五千万年の罠やLの悲劇の元ネタなんて知らなかったし、今、パトレイバーを辿るとそこに「少年サンデー系、角川コミックコンプ系、ワーナーパイオニア系、田中公平系イメージアルバム一派」みたいな線を見出すことができるし、リアルタイムでは嫌いだったうる星やつらとかからの「押井守監督とサンデー作品」みたいなのも見ることができる。

劇場版も、今見ると、押井監督が最後の零式VSイングラムはいらないと言っていた理由みたいなのがよくわかるしなあ。

リアルタイム当時は、コミック版が一番好きだったし、それは今でも変わらない。
一方で太田への嫌悪なんかは今もそのままだったり。

映画を見ながらそういう「当時」を色々思い出して、楽しんでいたつもりのパトレイバーを、当時から線としては追い切れていなかったんだなあ、それは自分が模型以外には無関心になりがちだから当然でもあるけど、今、劇場版を見て途切れ途切れになったままの「線」を思うともどかしくもなったりする。
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