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2020年06月28日17:25

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サーホー(Saaho)


 「バーフバリ」シリーズで主人公バーフバリを演じたプラバース主演による、架空の都市を舞台にしたクライムアクション。いくつもの犯罪組織が街を支配する大都市ワージー。ある日、組織の頂点に君臨するロイが交通事故と見せかけて殺害された。組織内では実力者の1人であるデウラージがロイの後継の座を狙うが、ロイの息子も父を引き継ぎボスとして名乗りを上げる。そんな中、200億ルピー相当の大規模な窃盗事件が発生。潜入捜査官アショークは女性警察官アムリタ―らとともに事件の捜査を開始する。窃盗団を追う中で、アショークは裏組織が隠し持つ金庫の存在にたどり着く。(映画.comより)







 最近のインド映画は田舎にもさっさと降りてきます。興行収入が案外いいのか、配給代がお安いのか(笑)。素人の推測は勝手なものですが、とにかく田舎にいてもいろんな映画が観れることに感謝です。

 さて、「サーホー」とは主人公のお名前。演じるは「バーフバリ」で主人公バーフバリを演じて絶大な支持を得たプラバースさんです。見栄えのする大男。家柄がそうでなくても俳優向きでしょう。で、話が荒唐無稽過ぎて、なんだったかよくわかってないのですが(私の見立てが間違っていたらごめんなさい)とにかく裏組織がはびこっている架空都市で、マフィア同士の争いの話です。でも、その都市というのが、”太陽が二つある”感じで、裏と表に二つ存在する感じなのです。例えば、表向きは仮にムンバイとするでしょう、そしたらその裏に、違う名前の都市がこっそり存在するのです。「ブラックパンサー」みたいですね、でも裏の都市は裏の都市で、ちゃんとリーダーがいて都市として機能しているのです。でも、それがバレないように、裏の都市のリーダーは決して表の都市には出て来ない、そして表の都市に住んでいる親族にも会えない、そんな感じで成り立っています。そうやって長年バランスを保って来たものが、ある時、表の都市の役人(支配者?)が欲を出したんですね。つまり裏のリーダーを抹殺し、自分がすべてを支配する、くらいに思ったのでしょう。でも、どちらもそれなりに機能していたのだから、殺されたリーダーにだって腹心や跡継ぎ息子がいるはずで、コトはそう簡単なものではありません。リーダーが持っていた財産だって、探し当てるとなるとオオゴトです。しかも表の都市は法治国家なんだから、警察だって動く。プラバースさんは、優秀な潜入捜査官として登場します。

 しかしながら、プラバースさん、ちょっと見栄えがいいかと思ったら女にだらしなく、同僚の女性捜査官に最初から言い寄る始末。男社会で突っ張って生きている女性捜査官も次第に彼に心をほぐされてゆく、なんて展開も付いていて、インドではちょっとした批判もあったようです。女性の描き方を巡って。

 この映画はプラバースさんをカッコよく見せるための映画と言っても過言ではないでしょう。彼一人で延々続くアクションシーンや不必要に豪華なスポーツカー、鋭い推理の展開など見せ場満載です。ただこの映画は長いので、これだけで持たせるには少々無理がありますね。おじさん俳優たちが見分けつかなかったことも相まって、もうちょっとコンパクトなほうが見やすかったんじゃないかな、というのが正直な感想です。ヒロインはかわいかったです!



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