mixiユーザー(id:65260562)

2020年06月26日14:56

155 view

自己肯定感って必要?

という話だと思うんですけどね。
そもそも、この「自己肯定感」という言葉自体、最近ワラワラと湧いて出た言葉ですよね。
昔はそんな言葉は日常的に出てこなかったんですよ。

なぜか?

そもそも人は、良かれと思って行動するんですよね。
良かれと思う根源にあるのは、その行為を肯定する気持ちなんですよ。
ですから、一々自己肯定をしなくても良かれと思って行動した結果、良となれば多幸感が得られ、否となれば自己嫌悪していたわけです。
ですが、落ち込んでいても飽きるので、また良かれと思う行動を取っていたわけです。
人の行動の根幹にあるのが、自己肯定なわけですから、それを一々確認する必要が無かったわけです。

自己肯定感という言葉を頻繁に耳にするようになったのは、ここ10年位でしょうかね?
同時期に当たり前になった言葉で言うと、

間違っていません。

という言葉かと思うのですが、この言葉の横行が、自己肯定感を損なう原因となったのでは?と。
勘違いしがちですが、

間違っていないという事は、間違っていないだけで正解ではない

わけです。
ですから、いつまでもモヤモヤと心の中に残ってしまうのではないでしょうかね。
中々言えるものではありませんが、

これが正解です。
こちらが、正しいです。

と言い切れ、それが認められれば、自己肯定感を得られるわけですよ。
かといって、それが間違っていたとしても、間違いであることが明確になれば、正しい方向に進むことができるわけですよね。
その過程で、自己肯定感を得られるわけです。
ですが、「間違っていない」で押し切ってしまえば、それは間違いじゃないけど、正解でも無いわけですから、そこから得られるものは何も無いわけですよね。

これが常態化してしまったので、それまでは自然に得られていた自己肯定感を努力しないと得られないようになってしまったのではないのでしょうかね。
その一方で、自己否定があるわけですよね。
これもまた

間違っていない

という言葉が常態化した結果、目立つようになったのでは?
正解ではない、正しくない事を「間違っていない」という言葉で正当化するわけですよ。
そりゃ、まともな神経ならストレスが掛かりますよね。

間違っていないという事は、正解を求める場では間違いなんですから。

それを正当化するわけですよ?普通は罪悪感を覚えるわけですよ。
それを繰り返していけば、正解なんて辿り着けるわけもなく、いつまでも自己肯定ができないままの状態が続くわけですよね。
昨今は、2択好きが増えてしまったようで、

自己肯定ができない=自己否定

と置き換えてしまう人が居て、実はそんなことないのにも関わらず、自己否定を思い込みでやってしまっているケースもなるのでは?と。
物事の判断基準の基準線は、「普通」なんですよね。
ですから、自己肯定ができない=普通の状態なわけです。
可もなく不可もない状態の事なんですよ。
どういうわけかこの部分をすっ飛ばして、反対方向のベクトルに答えを求めてしまうんですよね。
本来であれば、ちょいと頑張れば済む話にも関わらず、思い込みにより精神状態がマイナスから頑張らなければならないと更に思い込んでいるので、余計に脱却が難しくなっているのかと。

そもそもの話、自己肯定も自己否定も、比較対象は自分なんですよ。
自分自身に問いかけ、自分が望む方向に進んでいるのか否かが答えなのでは?
他人と比べてどうのこうのという話になったら、それは「自己」じゃないんですよね。
自分の気持ちに対して、是か非かを問うのが「自己〇〇」なんですよ?
他人との比較を強く求めるのであれば、自己肯定も自己否定も無意味なんですよ。
悩むだけ無駄な話なんですよね。
昨今の個性重視という没個性派の時代にあって、他人との比較で自己の立ち位置を図る方々にとって、この自己肯定とか自己否定とか、ナンセンスな話なんですよ。
比較で成り立つ精神構造に、自己の入り込む余地なんて無いんですよね。
そこに無理やり自己を入れようとするから、余計に辛い思いをするだけだと思いますよ。

だってあれでしょ?自己肯定と言いながら、他人と比べて上か下かを見て、下にいる事が多いから悩んでいるんでしょ?






■自己肯定感って一体なに?「高い/低い」だけではわからないこと
(女子SPA! - 06月26日 09:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=156&from=diary&id=6134626

 恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。

 この頃よく聞く、「自己肯定感が高い/低い」という言葉。ですが私は最近、特定の相手を前にすると、自己肯定感が低くなるというトラブルに見舞われました。

「この不安は一体どこから…」という混乱を解決するため、『自己肯定感の教科書』などの著書がある「自己肯定感コーチ」の中島輝さんに話を聞きました。中島さん!そもそも自己肯定感って、一体何ですか?

◆多くの人が知らない「自己肯定感の本当のこと」

 自己肯定感が高いor低いとよく言いますが、「ただの努力不足や自信がないことを言ってない?」と思うことがあります。

 でも、自己肯定感って何?と聞かれると、漠然とした概念しか説明できなかったり……。まずは中島さんに、自己肯定感について改めて教えてもらいました。

「自己肯定感とは、一般的な解釈でいえば自分を肯定する力です。もう一歩踏み込むと、自己肯定感がある状態とは『自分を支える力』があることであり、『生きることを支えるエネルギー』があることです」(中島さん。以下同)

 自分を支える力とは、自分の軸を支持する力があることだといいます。

・私はこう思う
・私はこれがしたい
・私はこれが好き
・私はここにいる
 こういった1つ1つの価値観(軸)を、後ろめたく思ったり恥ずかしいと思ったりすることは、自分の軸を支える力が弱いということになります。

◆自己肯定感は高い低いじゃない!常に「選ぶ」かどうか

「多くの人は自己肯定感を『ある/なし』や『高い/低い』で捉えがちですが、自己肯定感は『選ぶもの』と考えてみて欲しいです。自己肯定感がある状態というのは、『自分っていいじゃん!』という状態を常に選べているということです」

 私たちは普段、自己肯定感を語るときには「私って自己肯定感が低すぎて……」と、すでに自分の中にある数値を語るように表現します。でも自己肯定感は、実は一瞬一瞬で変わるもの。100%自分で選べるものだからこそ、低いと感じる方は、向き合うことで誰でも改善出来るものなのだそうです。

「人は誰しも、強みや弱み両方が『あるもの』です。多くの方が、自己肯定感が低い自分は変えていくべきものと考えがちなようですが、強みも弱みも全部まとめて『あるもの』として受け止めて、その上で『私これでいいじゃん!』を選択できることが、自己肯定感がある(高い)状態なんですね」

◆実は誰しも自己肯定感がある!?

 自己肯定感は本来選択するかしないかというもの。それってつまり、誰にでも等しく「ある」という前提の話ですが、中島さんから衝撃的なお話が……。

「信じられないかもしれませんが、元々人間は、等しく自己肯定感の塊でした。皆さん的に言えば『自己肯定感が高い』状態であったんです」

 ええ!? こんな私でも?と、思わず大声で聞き返してしまったのですが、中島さんいわく、生まれたばかりの頃は等しく自己肯定感の塊だったのだそうです。

「赤ちゃんって、何でも自分が思った通りに表現するし、行動しますよね。転んでも『失敗したら恥ずかしいから、もうハイハイするのはやめよう』とか『今泣いたらお母さんが怒るかな』とか思わないですよね(笑)。それって、自己肯定感があるからできることなんです」

 まっさらな状態の私たちは、等しく自己肯定感がある状態でした。だから何でも気持ちのままに行動をしていたのですが、世界に揉まれていく中で、今のあなたの状態に変化していったということです。

◆自己肯定感はほとんど親で決まる

「人間は見たり体験したりして学んでいくことが、生物の中で1番上手だといわれています。例えば、犬や猫はどこの国で生まれても鳴き声は同じです。でも人間はその国の言葉を覚えますよね。生まれた時、私たちは自己肯定感の塊だったものの、成長過程で残念ながら失ってしまう方も多いです。それは学習環境がそうさせるのです。では学習環境とは何かというと、それはやっぱり親なんです」

 中島さんいわく、自己肯定感のほとんどは親(親が作り上げる環境)で決まるといいます。

「親との関係は、嫌で縁を切るとなっても難しいですし、縁を切ったとしても血の繋がりは断ち切ることができません。それなのに、親と子供の関係は、運の要素がとても大きいという理不尽さがあるんです。でも人間は見たり体験したりして覚えるのが上手ということは、失った自己肯定感も正しい学習方法を取れば、100%トレーニングが可能であることが言えます」

 自己肯定感は持って生まれた才能の部分が大きいと思い込んでいましたが、自分で100%変えられると言われると、とらえ方も少しだけ変わっていきそうです。

【中島輝】
メンタルコーチ/「トリエ」代表/ 「肯定心理学協会」代表
心理学、脳科学、NLPなどの手法を用い、独自のコーチングメソッドを開発。
Jリーガー、上場企業の経営者などのメンターとして、予約待ちになるほど人気。現在は「自己肯定感の重要性をすべての人に伝え、自立した 生き方を推奨する」のがミッション。HP【旅をする木】

<取材・文・イラスト/おおしまりえ>

【おおしまりえ】
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518
女子SPA!

「とにかく愛されたい…」30代で急にメンヘラに戻ってしまった理由
「相手に合わせて愛される」恋愛はタチが悪い!? 夫婦カウンセラーに聞く
元旦那からの結婚指輪を売ってみた。そのお値段にのけぞった
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する