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2020年06月20日01:28

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中国

ふとおもった
まちがってるかもしれなけど

共産主義国家のほとんどは1980年代終盤に資本主義国家になった。(一部独裁国家になったくにもあるような・・・)

理論上みんなが平等に幸せになれる「理想的」だったはずの共産主義はなぜ「いったん」資本主義国家になることを選択したのだろうか?
20世紀の壮大な「実験」結果は1990年時点では、全体が総じて貧しくなり、権力が集中する共産党中枢部は腐敗するという 「長期実験結果」を提示してしまった。

このことは紛れもない事実だった。なぜ理論や理想と現実に乖離があったのかを説明できる人がいるのかいないのか分からないが、少なくとも1990年時点での「結果」はそうだった。

資本主義国家は富にあふれ、一部の貧しい人も産み出しながらも全体は総じて豊かになれた。

一方、2020年時点で例外的な国家が一つだけある。
中国である。中国は今でも共産主義体制を敷いており、実質的には資本主義的な方法も取り入れ、世界一の経済大国への道を突き進んでいる。

上述の1990年時点の実験結果の例外だったのだろうか?
共産主義体制でありながら一部資本主義的な方法を取り入れた「ハイブリッド共産主義」は中国という東洋随一の伝統的大国である中国による発明であり、西洋VS東洋のラスボスだったのだろうか?
「中国way」を世界中がお手本にすれば世界中はみんな幸せになれる最新イデオロギーが今まさに中国で実験成功の勝利宣言とともに21世紀の今日に晴れて登場したと考えていいのだろうか?

もちろん、イデオロギーの問題の正解は世界中のだれにもわからない。歴史上存在したすべての先人たちもたぶんわからなかった。そしてこの先も何世紀たった後の未来人にとってもたぶん分からないのではないかと想像する。
たとえ、1990年時点の実験結果や2020年時点の実験腱結果を目の当たりにしたとしても。

ここからは、おいらのぬるい想像ダギャー
たぶんまちがってるかもしれないけど。

オイラ個人的に思うに、共産主義による計画経済は、資本主義による「神の見えざる手経済」の数十年分の成果である方法論をスナップショットのように「取り入れ」ることで、物質的成功方程式をなぞる分には今日の中国に見られるように少なくとも物質的豊かさを実現できると思われる。(実際に実現した)。

しかし、この先中国がアメリカやヨーロッパを凌駕し、経済的にも軍事的にも単独世界一の国力を獲得し、文字通り、世界を席巻し、中国共産党の党方針が世界中のありとあらゆる国の人にまで及ぶ時代が来たとしたら、神の見えざる手が中国共産党の強制的な手によって置き替えられた時代になった時、果たして、自由民主主義時代のときのように、世界中の民から活発なアイデア、活発な知的探求心、活発な経済活動、そして自由な思想が萎え萎んでしまうようなことはないのだろうか? 自由民主主義思想がはぐくんだ、物質的経済的思想的に「豊か」になる方法論のスナップショットを見本にして一気に世界一の覇者となった中国が、その統制力を世界に発揮した時、これまで100年かけて培われた自由な発想とそして結果豊かさのエンジンを世界から奪い去ってしまった中国独裁政党は、その先の未来をこれまでと同じかこれまで以上に全体を豊かにし続けることに成功するのだろうか?

欧米や日本にキャッチアップして追い越すことに成功した中国は中国wayを世界の究極のイデオロギーと掲げて世界を一党独裁の共産主義世界に書き換えるのだろうか?
自由な発想、自由な思想という創造の芽を摘み取り切った世界に

中世フランスやイギリスから始まった自由獲得の革命の歴史的意義はただの時代遅れな骨とう品のようなものだったのだろうか
個人的には西洋>東洋の画一的な構図に一石を投じてくれる同じ東洋の登り龍の成功は誇らしい気持ちもあるが、ハイブリッド共産主義が骨とう品の自由民主主義より本当に輝かしい芸術品なのかどうかは今のオイラにはわからない。

まだ未来にはだれもいったことがないのでこの答えはたぶんまだ誰にもわからないとおもわれる。

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