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2020年06月17日23:49

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昭和は遠くなりにけり

職場がフリーアドレスになり、荷物を整理しています。今動いている仕事の資料は基本的に共有エリアにおいているのですが、研修の資料や改善に役立ちそうな資料など、事績においている分をどうしようか悩んでいます。今の職場では、仕事の資料も個人持ちにしている人が多く、30年位前から「やめよう」と言っているはずなのに、変わっていない職場は変わっていない(もしくは、一時的に変わっても、すぐ元に戻ってしまう)ようで、ある程度変えることができた職場から移動した身にはなかなか辛いものがあります。

今の職場は、全てにおいて「誰の仕事」と言うのがまずあって、それを手伝う、引き継ぐ、というスタイルで回っていると感じます。あるべきは、「こうやろう」という標準があって、それに合わせて誰でもが仕事をすると言うことで、もちろん、主担当で詳しくなる、その仕事は誰が得意、というのはあってよいにしても、「あなたの仕事なんだから、あなたが一番やりやすいように」と言うのは、引継ぎや緊急時のサポートなど、ワークライフバランスの面からは大問題なのに、みなさん、職場に文句を言う割にはその辺に無頓着で、自分で自分の首を絞めているのではないか、と話をしても、「各自が早くできる方法でやるほうが早く終わってよいに決まっている」と返ってきます。

標準化がよい仕事の基準だと思っている私にすれば、非常にやりにくい職場で、例え、ほとんどの人が内容を理解もせず、流行を追っていただけにしても、標準化をしよう、仕事のやり方を変えよう、と言っていた時代が懐かしい気がします。とは言え、結局はほとんどの人が理解していなかったから平成の時代を経て、先祖返りしてしまった職場がこれだけ多いのでしょうから、やっぱり、本質が定着するというのがいかに大事かをつくづく感じます。
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