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2020年05月30日13:28

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チャーリー・ジェーン・アンダーズ「空のあらゆる鳥を」創元海外SF叢書

新時代のお伽噺。
いじめられ、家族からも冷遇される魔法に目覚めた少女と科学に目覚めた少年の二人は、不遇に境遇で出遭い友情を育むが、その後、離ればなれに成ってしまう。
そして再会した時は片や魔法使い、片や科学者だった。だが、滅亡していく地球を前に科学者たちは、地球を犧牲にしてでも一握りの人間と科学や文化を殘そうと考え、それは自然との共存を図る魔法使いたちには容認出來るものではなく、互いに救いを求めながら殺し合いに発展してしまう。
背景が重く暗いの対し、何所か雰囲気が明るいのは主人公二人がポジティヴで明るい事と、作者の筆が明るく時にユーモアを感じさせるものが有るからだろう。𤙰に魔法使いの殺し𡲃など、ギャグシーンが多く笑えた。


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