mixiユーザー(id:33120836)

2020年05月17日00:49

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出会いの効果

道具があってもやらないことはやらない、というのが一般的な考え方で、道具をそろえても使わなかったら無駄になってしまうと、道具が高かったりすると悩むこともあります。それが道具がなくてもできることだったりすると、よけい悩んだりするわけで、しかしながら、楽にするための道具ですから、負荷が減ればできるようになる、確実な結果が得られればやるようになる、と言うことはもちろんあるはずです。

道具といっても、趣味の道具から実用品まで様々あり、やりたいけれどなかなかできない、今の状況ではできない、と言うことであれば、予算が確保できれば誰でも道具を買うでしょう。ただ、道具がないことを言い訳にしてやりたくないのをごまかしている場合もあるし、ことによっては自分自身をそうやって納得させているかもしれず、無駄遣いになってしまうこともありますけれど、よい道具を手に入れることでそれをやるのが楽しくなることもあり、それが本来の道具のあり方なのかもしれません。

できないことができるようになるのは、それ自体楽しいことですし、上手に、早くできるようになれば、それもやはり楽しいことです。ただ、それがやりたくもないことだったりすれば、できても結局楽しくないと言うことはあるでしょう。ダイソンの掃除機が出たばかりの頃に、吸いこんだゴミが見えるなんて、と嫌がった人もいるものの、開発者のダイソンは自身が自分がどれだけ掃除をしたのかわかることで達成感が得られると考え、実際に、この掃除機なら掃除をするのが楽しいというユーザー(主に男性)が数多くいたと聞きました。楽器なども、弾き方が変わっても出る音が変わらないような安物では長続きしないから最初からある程度よいものを買いなさい、というアドバイスをよく聞きます。結局は結果論なのかもしれませんが、よい道具はやる気を引き出すものであると思います。
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