mixiユーザー(id:33120836)

2020年04月27日23:51

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社交術

私は会話が苦手で、誰に何を話すか事前に考えておかないとなかなか話もできないし、考えながらしゃべるのでタイミングがひと呼吸遅れるしで、私との会話に付き合ってくれる人は大変だと思います。難しいことを説明するとか、誰でもたどたどしくなるようなときには「みんなと一緒」だと思いますけれど、逆に普通はすらすら言葉が出るような「何気ない会話」が一番難しいところで、多くの場合、「自分が話したいと思うことを適当に話せばよい」とか「面白いと思っていることを話せば、相手も面白いと思ってくれる」とか言うものの、残念ながらそれでうまくいくことはまずありません。もちろん、うまくいくこともありますが、百人、千人にひとりそれでうまく話せたからと言って「うまくいく方法」と言えるわけがありません。

会話で困るのは、相手のレベルに合わせないといけないことで、もちろん、私が合わせようもないレベルの高い人と話すのであれば相手に合わせてもらうほかはないけれど、こちらが合わせたほうがよい場合もあります。相手が子供なら「こんなことわかる?」と確かめながら話ができるものの、大人相手ではそうもいかず、下手をすると勝手に「あいつの話は分かりにくい」「話しててもつまらない」と思われて終わりです。興味が人とずれていて、その分相手のわからない話をしてしまいがちな私としては、やっぱり話をするより聞く方がよいのですが、聞いてばかりだと今度は「自分のことを隠している」と言われてしまいます。

一般論では、「自分のことを知ってもらうのが好かれるコツ」のようなことも言いますが、それは知ってもらった内容が「嫌な奴」「変な奴」「つまらない奴」と思われない場合に限りますし、そう思われることの多い内容しか知ってもらえない場合には、やはり隠すか、創るか、と言うことになるでしょう。まあ、別段隠さなくても、知ってもらう機会がなければそれまでですし、わざわざそこまでして好かれても仕方ないと思ってしまうとそこで終わってしまうんですよね。
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