受け入れを断った病院を責めている日記アンドつぶやきがあるので書く。
岩手県を知っていたらわかることなんだけどね。
岩手県は面積広いけど山が多い。
山がたくさんあって、その合間の小さい平地に人が住んでいる状態。
その小さい平地がいわばその土地に住んでいる人のすべてであって、
県立病院もだからやたら数が多い。
妊婦受け入れを断ったふたつの病院は、車で行けば1時間以内の距離にあるが、
その土地のご老人や車を持たない人間には唯一の病院になる。
つまりそこに万が一コロナ患者がきたら、
他患者の受け入れは一時ストップし、救急車ですら1時間走って他の病院へ。
老人が多いのだから、死人も出るだろうね。
平地で交通機関発達してるとこに住んでいて車も運転できる人には、
想像もできない医療事情かもね。
ワシは岩手県も知っているしこのふたつの病院の産婦人科医も知っている。
だから都会から来て2週間たってない妊婦は、
たとえ破水してても受けれない(できない)のもよくわかる。
もし万が一無症状コロナだったら?
その土地に今いる妊婦のお産場所もないよ???
ただでさえ少ないお産できる施設、そこ以外に分娩場所がないのに
たったひとりのわがまま妊婦のために病院閉鎖するのは許されるのか????
そもそも日本産婦人科学会は数日前に「県堺をこえての里帰り分娩」は
なるべくやめるようにとホームページに出した。
ましてやこの妊婦は里帰りじゃない、「一時帰省」と新聞にあった。
それを無視して「帰ったもん勝ち」なことをやらかした上に
(湘南の海辺に渋滞を作った他県ナンバー車と同じだぜ)
予定日前に破水したのだから、仕方ないというしかない。
盛岡で無事に入院分娩できたんだから、いいじゃないか。
岩手県が実家なら上記のことは全部わかってたはずだしね。
■帰省中に破水した妊婦、受け入れ断る 岩手の県立2病院
(朝日新聞デジタル - 04月24日 13:39)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6059581
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