mixiユーザー(id:8729247)

2020年04月24日13:46

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がんと関係ないって必死で医者が否定してますけど

嘘です。
自分も医者なので「自分(疾患とその治療)のせいじゃない」と言いたいのはわかりますが。
「嘘」が言い過ぎなら、関連している可能性があります。
もちろん「がん」という疾患そのものとか
がんの治療方法とかには関係ありません。

じゃあなにが関係するか?

がんは「消耗性疾患」だってことですよ。
自分の細胞が自分の中で暴れて、その細胞を自分の免疫が抑えにかかる。
そのがんは免疫が邪魔なのでこれを退治にかかる。
自分の細胞同士の戦争が体内で起きるので、
体内が焼野原になっていく、これががんの進行です。
だから炎症反応とか炎症性マーカーとか上昇するんですよ。

がん治療ってのはこの、免疫のやることをそっと後押しする、ってことです。
免疫が壊れている人にはがん治療はほとんど無意味です。
抗がん剤で免疫が完全崩壊すれば生きていけませんから使えないのさ。
で、免疫がある程度以上きちんとしてる人も、
自分の応援してくれるはずのがん治療が「がんと化した自分の細胞を壊す」ものなので、
免疫細胞自体も壊れたりしちゃうのねん。
体内の焼野原具合が進行します。

この焼野原に耐えた人が生き残るのです。
まさにサバイバーです。

でも、焼野原はそんな簡単にはもとの緑の平原には戻らない。
だからがん治療のあとしばらくは、体調がよくないのです。
疲れやすいとか寝ても目がさめるとか食欲戻らずやせちゃうとか。
がんとの戦い(がん治療との戦いも)で体力を使い切っているわけ。
人間の体力の頂点は18歳ころなので、18歳から離れるほど回復は遅いです。

岡江さんは2月に放射線を終了したばかり。
手術による消耗が少し回復したころから放射線が始まりますので、
最後の照射が終わったときは「ああやっと終わった」だったと思います。
これから定期検査しながら自宅療養をゆっくり、なところで
運悪くコロナと出会ってしまった。

体力の個人差は大きいので、
がん治療後のお方がコロナにかかれば全員重症化して死ぬ、とは言いません。
でも他のことで疲れ切って体力が落ちているのと同じ、と思えば
岡江さんが運悪くそういう時期にコロナ感染してしまった、その結果…
というのが理解できると思います。

岡江久美子さん死去 夫・大和田獏、娘・美帆「悔しくて悔しくて」無念つづる
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6058220
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