ジフェニルは、輸入のグレープフルーツ、オレンジ、レモンなどに使われている防かび剤です。認可されたのは、1971年で、防かび剤の中では、最も古いのですが、毒性が強いのです。
ラットに、ジフェニルを0・5%含む餌を食べさせた実験で、60週頃から血尿が出はじめて、死亡する例が多く見られました。解剖してみると、腎臓に結石ができて、血尿を起こしてしまいました。
また、別の実験では、赤血球のヘモグロビンの値が低下して、尿細管の萎縮や拡張など、腎臓への悪影響が認められました。人間の腎臓結石に、ジフェニルが何らかの関係があるのかもしれません。
重曹は、pH調整剤として使われるほか、膨張剤として単独で、あるいわ他の膨張剤と組み合わせて使われます。イヌに3〜4週間連続して口から与えた実験では、総量が150gになると、嘔吐や下痢を起こし、衰弱して死亡しました。
胃腸薬としても使われていて、ふつう1日に3〜5g内服します。ただし、潰痕がある場合は、胃に穴が開く危険性があります。炭酸水素Naが使われたクッキーやケーキなどを食べると、口に違和感を覚えます。
臭素酸Kは、パンの原料となる小麦粉に添加されることがあります。しかし、臭素酸Kには発がん性があるのです。ラットに、臭素酸Kを0・25%及び0・05%含む飲料を110週間飲ませた実験で、腎臓の細胞に腫瘍が、さらに腹膜中皮腫というガンが高い割合で発生しました。さらに、がんの生成を促進する作用も確認されています。
厚生労働省は、「最終食品の完成前に分解または除去すること」という条件を付けて使用を認めていますが、本来は禁止されるべきものです。そもそもすべてのパン製品について、「分解または除去」されているか、メーカーが確認するなど不可能です。
臭素酸Kについては、山崎製パンが2004年6月から、一部の食パンに使用し始め、その後「ランチパック」にも使われましたが、現在はどちらにも使用されていません。だが、山崎製パンで添加物が添加されていない商品は見たことがありません。
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