mixiユーザー(id:555665)

2020年04月19日22:15

45 view

星座泥棒

自粛しようがすまいが元々一人大好きなので特に生活は変わらず。

・ピープルvsジョージ・ルーカス


「スター・ウォーズ」公開当時の熱狂ぶりを示す映像とともに、シリーズの関係者やファンたちが、「神」ジョージ・ルーカスを称え、非難する(「spaced」のサイモン・ペッグもちらっと映る)。大きな批判ポイントは「新たなる希望」の特別版、「ファントム・メナス」それと案の定、ジャージャービンクスだ。
このドキュメンタリーの出演者たちに共通しているのは、モノを創造するのが大好きだということ(それが模倣であっても)彼らは実に楽しそうに「SW」のパロディムービーや、オリジナルグッズを手作りする。「SW」には、想像欲を刺激する何かがあるんだろう。オタクって厄介だし、それでいて彼らの言い分に大きくうなずけるところもある。
自分のような「別に熱狂的ファンではないけど他のシリーズものと同様にまあまあ好き」な人間でも楽しめるウィットとユーモアに富んだライトなドキュメンタリーで、この手のジャンルの初心者にもお勧めです。


・宇宙ショーへようこそ


夏・田舎・少年少女たち。冒険ありほのぼのありアクションありちょっとした感動ありの絵に描いたようなジュブナイルもの。普段はこの手の作品は好んでみることはないが、「シネマこんぷれっくす!」で良作と紹介されていたので見てみることに。
画は昨今の劇場アニメと比べると高質とは言えないが、極彩色ギリギリのカラフルさとややキッチュな宇宙人たちは単純に目に楽しい。あまり小さな子供には単眼の宇宙生物などは怖いかもしれない。割と込み入った話でもあり、難しい言葉や大人の人間関係などもあるので中高生あたりからがオススメかな。
ヒーローじゃない。何が出来るかわからない。何も出来ないかもしれない。でも考えよう、前に進もうというストレートなメッセージと、宇宙を舞台にした冒険活劇でありながら序盤とエンディングの自転車のシーンに象徴される、優越感、劣等感、成長と変化を恐れる心とその克服、上から目線の身勝手な善意が迎える末路といった結構ハードなテーマがこれでもかと詰め込まれている。クライマックスでの夏紀の告白は涙無くしては観られない。
2時間16分というやや長尺ながら、5人の主人公それぞれの抱える葛藤をすべて処理するために割りを喰っているキャラがいる(清・倫子)。ポチ・ネッポ・マリーの関係も最低限の描写で終わっているので、映画1本より1クールのアニメ向きじゃないかな。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年04月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

最近の日記

もっと見る