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2020年04月19日15:21

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ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密(Knives Out)


 「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督が、アガサ・クリスティーに捧げて脚本を執筆したオリジナルの密室殺人ミステリー。「007」シリーズのダニエル・クレイグ、「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・エバンスら豪華キャストが顔をそろえる。世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビーの85歳の誕生日パーティーが彼の豪邸で開かれた。その翌朝、ハーランが遺体となって発見される。依頼を受けた名探偵ブノワ・ブランは、事件の調査を進めていく。莫大な資産を抱えるハーランの子どもたちとその家族、家政婦、専属看護師と、屋敷にいた全員が事件の第一容疑者となったことから、裕福な家族の裏側に隠れたさまざまな人間関係があぶりだされていく。名探偵ブラン役をクレイグ、一族の異端児ランサム役をエバンスが演じるほか、クリストファー・プラマー、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティスらが出演。(映画.comより)









 う〜ん、どうなんでしょうねぇ。豪華キャストでどの人もため息が出るほどの熱演ですが、いかんせんアガサ・クリスティーの「ねじれた家」や、ついこの前同じクリストファー・プラマーが富豪を演じた「ゲティ家の身代金」なんかとあまりに雰囲気が等しかったので、ちょっととまどいました。いやもちろん、憧れやオマージュがあって似せてあるのでしょうが、それにしても、いまいちパンチの効いていない感じで、個性的な探偵をやったダニエル・クレイグも、どこか中途半端に思いました。

 基本的には「ねじれた家」と同じく、亡くなってしまった富豪の死を探偵が捜査する映画です。富豪の家族や子供たちが、その財産やお金に寄生し、ボンクラばかりなのも同じ。お金がある家の人たちって、お互い相手のことは”バカ”だと思っているし、自分の境遇に関しても不満たらたらなのに、出て行って自立することを知らないんですね。往々にして一緒に住んでたり。親の仕事に寄生してたり。

 そんな中で殺人事件が起きるわけですが、ダニエル・クレイグの大仰で鼻につく謎解きはともかく、看護師の女性が「ウソをつくと吐く」という体質なんですね。こういう体質、本当にあるんですか?だって、わかりやすすぎるじゃないですか。ちょっとでもウソをついたら吐くわけでしょ、機械にかけるよりずっと正確に早く認識できるんですから、より謎解きは簡単になりますよね。本当にそういう体質があったとしても、事件の当事者にたまたまいる、というのもどうかと(笑)。まぁこの映画に関しては、謎解きではなく、シャレで見る映画だとか、「信じられないくらい正義くん」なクリス・エバンスのやさぐれ姿を見ることに価値があるとか、そういうものなのかもしれません。それを理解しない私が無粋なのでしょう。

 ”スクリーム・クイーン”のジェイミー・リー・カーティスやドン・ジョンソン(!)の健在ぶりがチェックできたり、お金持ちのファンションもきらびやかで目には楽しい映画でした。



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