mixiユーザー(id:3274711)

2020年04月09日22:54

61 view

日常日記 2020年3月26&27日 呆けたコロが心配だけどやや復活気味で一安心 『星屑の町』『弥生、三月 君を愛した30年』『柳生旅ごよみ 女難一刀流』


26日(木)晴れ 大変暖かな1日
どこかで工事をしていて木材を切る音で自然に目覚めると9時半過ぎ、まあ良い時間かも
なんか今日も変な夢を見ていた、若尾文子の初期を研究した映像がナレーションと共に流れているそんな夢、一体どういうことなんでしょうか?
10時前にセットしてあったアラーム音が鳴ったので起床、トイレに降りて、マルにご飯上げる
今日から一週間は雨もよいの日々が続くようなので本日は絶対に洗濯しようと洗濯機を回し始める
ダイニングに来るとコロが死んだように眠っているのでお腹の辺りを注視、良かった、生きている
庭に降りてコロ部屋の雨戸を開けて、新聞取って来てちょっと読む
コロが目覚めたのでちょっといじっていると完全に起きたので、抱えて庭に出しておしょんしょんさせる
朝ご飯あげたけど食べない、やっぱり終りに近づいている様子
マルがもっとくれというので追加のご飯あげて、マルトイレを綺麗にする
洗濯機はどうかなと見るともう洗い終わっていたので、急いで2階のヴェランダに上がって干す準備してきて、洗濯物抱えて再度上がって干す
降りてくると11時回ったところ、コロの水椀にいっぱい湯冷ましを張って、家を出て脳神経外科に行って薬貰って、その足で西武新宿へ向かう
テアトル新宿で当日券に交換して、昼食を摂ろうとまたもGINZA Renoir ルノアールへ来ました
本日は新宿明治通り店、当然もうモーニングタイムは終わっているけれど、ほぼモーニングで食べているメニューと変わらず、ミックスサンドウィッチとトースト、ブレンドコーヒー、でもモーニングセットのサンドより数段上につくってありました、流石に
今日は時間に余裕があるのでゆっくりと食べ飲みする、久方ぶりにルノアールのお茶にも会えました
13:10@テアトル新宿 『星屑の町』 https://hoshikuzu-movie.jp/
面白かった、僕の身体の中に流れる日本の、昭和の、プログラムピクチュアのDNAに沁みた感じ
スター映画、アイドル映画、歌謡映画、ドサ廻りロードムーヴィの系譜に位置する、令和の現代ではあまり観ない映画ではありますが、この系譜を換骨奪胎すると『さよならくちびる』になって、無いことは無い
スター歌手を目指して都会で夢破れて帰ってきた田舎町の少女も星屑なら
プロでありながら鳴かず飛ばず60代になったムード歌謡グループもまた星屑
この年代の違う星屑同士が流れ星のように田舎町で出会う
後で映画サイト見たら芝居で7篇も続けたシリーズ演劇だったそうで、さすがに物語はこなれている
中盤少しお話がもたつくけど、前半と終盤の処理が映画的な省略&段取りのショットの積み重ねでリズム良く進むので見事に消化されて、昭和の良く出来たプログラムピクチュアを想起します
その分、クライマックスがど真ん中に来てドラマ的な構成は狂っているように見えるんだけど
終盤の畳み掛けが見事なので、余韻たなびくままクレジットが始まり、ああもう少し観たかったなぁ、この映画内世界にもう少し浸ってたかったなぁ、と後を引きながら終わるのが心地よい
なんかもう1本映画観て帰ろうか、という気分にもなるような爽快さを伴う鑑賞後感が良かった
のん という稀代の映画スターに6人の爺さんたちが絡むのがメリハリを産んで、脚本以上の世界観を形成して、映画の魅力の構築に貢献している
このキャスティングで無ければ、というか主役がのん、かそれに匹敵するぐらいの女優でないと本作は出来上がっても、本作程の魅力にはならなかったのではないかと思いました
歌が頻繁に出てくるのも世界観の構築に貢献していて、キャスティング、脚本、演出が加味されて、今までにも何度か登場してきたようなプロットに独自固有な魅力を与えていると思いました
のんは不思議な女優さん、ここにいていないような、演じていて演じていないような、熱がこもっているように見えて客観的、まさに のん しゃらんとした不思議な存在感が魅力的でした
ということで、物凄く感動するとか胸に残るという映画では無いけど、ラムネを飲んだようなノスタルジックな後を引く爽快感が魅力に感じる作品だと思いました
本作をきっかけに、のんが魅力的な作品にもっとどんどん出て欲しいなぁと思いました
素直で透明感ある歌声は非常に魅力的で、薬師丸ひろ子を髣髴とさせて、歌手としても面白い活躍が出来るのではないかと思いました
観終わるとちょうど3時、ストレートに帰って野方に着くと3時半、動物病院に寄ってマルの食餌を買って戻ると、ちょうどコロが起きておしょんしょんするような態勢をとったので慌てて上がる
と、そうでは無くて座り直したかっただけみたいで良かった、丁度良いのでそのままリードを着けてコロ散歩に出る
本日も当然牛歩、ゆっくりとおしょんしょんして、行ったり来たり、散歩と言うよりは徘徊、でも本日はウンチもしてくれたので安心して戻って来て、足拭いて入れてあげる、おやつもあげるが食べずちょっと心配
テレビ点けて「相棒」セレクション見ながら、PC立ち上げて映画ノートつけたり、本日の日記を書き出したりして、本日も見た回だけど最後まで見る
そのままニュース番組見ながらPCいじり、6時過ぎにマルがやっと降りてきたので夕ご飯あげる
夜は久々に家で食べることに決めたのでサカガミに買い出しに行くが、買いたかったサラダが無かったので買う気が失せて、何も買わずに戻ってくる
本日は冷凍&冷蔵保存してあるものだけで済ませようと思います
まずは、中身が無くなったオリーヴオイルの瓶に何回かお湯入れては、小鍋に出してそこに日本酒をさしてクレイジーソルト入れて沸騰させて、そこに玉葱とキャベツを適当に入れて平皿に出して敷く
冷凍してあったマリネしてある鶏もも肉を解凍して皮目をフライパンで焼いてから魚焼きでグリルする
冷凍ご飯と鱈子を解凍して、焼き上がった鶏もも肉を茹で野菜の上起き、出た肉汁も上からかける
シーバルリーガルミズナラのソーダ割りをつくって、グリルチキン 茹で野菜添えを「プレバト!」見ながら美味しくいただき
続いて玉子紫蘇葱納豆をつくって、鱈子を焼いて、温めたご飯に添えて〆、とっても美味しかったでした
そのままモニタリング見ながら珈琲淹れてミルクバウムクーヘンを楽しむ
9時半過ぎから「ニュースウォッチ9」⇒「櫻井有吉THE夜会」⇒「報ステ」、夕食と珈琲の片付けする
「スポーツウォッチャー」「じっくり聞いタロウ」見て、マルコロケア、寝る準備して、シャワー浴びてきて、3月11&12日分日記を手入れしてUP、本日の日記を書き上げて、2時過ぎにベッドに行くが、本日もなかなか眠れず5時頃就寝

27日(金)曇り時々晴れ 風の強い一日
10時半頃のアラーム音で目覚めて起床、トイレに降りて、マルにご飯あげる
ダイニングに来てコロの様子を見るとまだ寝ている、絨毯の上に二か所お粗相をしていたので、薬缶でお湯沸かして熱湯注いで上にトイレシートをかぶせて置く
コロが起きたので抱きかかえ庭に連れて行き、おしょんしょんさせて、新聞取って来て、コロの足拭いて入れて、朝ご飯あげる
一時期死にそうだったコロは大分また元気と食欲が戻って来て良かった
マルに追加のご飯あげて、マルトイレを綺麗にして、徐々に出かける準備
マルコロの水椀を綺麗にして、冷たい湯冷ましを入れて、12時15分頃に家を出て新宿へ向かう
TOHOシネマズ新宿で当日券を確保して、まずは昼食、今日は何故かミックスフライが食べたい
とんかつ にいむら 本店 https://b178000.gorp.jp/
そんなに美味しいと思ったことは無いのだけれど、便利なので揚げ物が食べたいとついここに来てしまう
結構値段も高いしね、本日食べたかったものから にいむらミックスB定食 1800円也を注文
ヒレカツ1ケ、海老フライ1ケ、蟹クリームコロッケ1ケ、千切りキャベツ/レタス/トマト/パセリ/タルタルソース、ご飯、味噌汁、香の物、という内容
キャベツがちょっと水っぽくてもう一つ美味しくない、漬物は食べ放題
今日も再確認しながら食べてみたけど、まあ中の中な感じ、そう言えばとんかつ茶漬けで有名なすずや、リニューアルしてからまだ入っていないので、こんどはすずやでご飯食べてみよう
13:50@TOHOシネマズ新宿 ♯12 『弥生、三月 君を愛した30年』 https://yayoi-movie.jp/
30年間を3月だけ切り取って、高校で出会った惹かれあう二人のすれ違いを描いていく、というとすぐにロネ・シェルフィグ監督作『ワン・デイ 23年のラブストーリー』を想起しました
チャレンジングな野心作で興味深く面白く観たけど、未消化&未昇華な印象と僕は観受けました
ネタバレになるかと思いますので感想は最下部に置きます
観終わって4時前なので急いで帰途に就き、家に着くと4時半頃、コロの様子見るとまだ寝ている
テレビ点けて「相棒」見ようと思ったら今日はやってないのだった、テレビ消す
PC立ち上げて、早速映画ノートを書き始め、珈琲淹れるべくお湯沸かす
と、コロが起きだしたのでコロ散歩に出る、家の周囲を行ったり来たりしているが、今日は歩く速度も足取りもまずまず復活気味で良かった、ウンチはせず
足拭いて入れて、そのまま夕ご飯あげる、マルも出てきたので夕ご飯あげる
珈琲淹れてクッキーを食べて、映画ノートの続き書く
マルに追加のご飯あげて、コロの水椀を綺麗にして冷たい湯冷ましをいっぱいにして再び映画観に出る
今週からラピュタ阿佐ヶ谷で東映時代劇特集始まったので、今日は阿佐ヶ谷へ向かいます
新青梅街道沿いに鷺ノ宮まで歩いて、駅前でバスに乗って世尊院で降りて、ラピュタに6時過ぎに到着
新型コロナウィルスの影響で年齢層の高い層が敬遠しているのか、整理番号8番でした
テケツのお姉さんに土日も営業するのか確認して、読書しながら開映まで待つ
19:00@ラピュタ阿佐ヶ谷 “東映ビッグ・スタア大行進 痛快!時代劇まつり”
『柳生旅ごよみ 女難一刀流』 1958年日本/10月8日公開/カラー/スコープ/1時間28分/35mmモノラル 配給/製作:東映 制作:東映京都撮影所 監督・脚本:松村昌治 主演:大友柳太郎
柳生十兵衛映画だけど、「水戸黄門漫遊記」の十兵衛版のような内容でした
大友十兵衛は片目でもなくギラギラとしていない、若様のような立ち居振る舞い
十兵衛の偽物に付き合って道場破りしてお金巻き上げたり、たくさんの女性に言い寄られたり、山の天狗を騙る山賊をやっつけたり、お家騒動を収めたり、なんかオムニバスのようなブツブツとした物語りでもう一つ興は湧きませんでした
が、観ている分にはそこはそれ東映時代劇なので楽しく面白く観ました、短いのが最高
観終わってもまだ8時半、さあてどこで何を食べて帰ろうかなぁ
そうだ、開いていればだけど、鷺ノ宮のラーメン名店に行ってみようと徒歩で鷺ノ宮に向かう
店前に8時57分に到着、だがすでに灯りは暗めになって営業終わっている
営業時間の貼り紙を見ると9時まででした、今さっきお口がラーメンになっていたのでそうだ久々にあそこで食べようと、都立家政に移動
食堂 七彩 https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132104/13145418/
都立家政にあるラーメンの名店です、ここにもそう頻繁には来ませんが年に3、4回は来るかな
でもいくつかの種類のあるラーメンの中から、いつも必ず喜多方の醤油にしてしまう
なので、今日はいつもと違う麺を食べようと思い、とりあえずハイボール、日本酒、チャーシューと支那竹、本日の漬物の食券を買ってお兄さんに渡して、「麺は迷っているので後で良いですか」とお願いする
まずはチャーシューと志那竹が来て、次いで漬物が来てハイボールが到着、喉が渇いていたので3/4一気に飲んでちょっと支那竹つまんでハイボール飲み終わってしまう
続いて日本酒が来たので、どんどん食べ飲みすぐに無くなり、また券売機に行って日本酒のお替りと喜多方ラーメンの食券買って来てお兄さんに渡す
日本酒来るもすぐに飲み終えていよいよラーメン、本日は初めて塩ラーメンにしてみました、200gで
ということでラーメン到着、ここの麺は手打で茹でる前に切ってくれます
平打ちの太麺は噛み応えと食感が合ってとっても美味しい、そして初めての塩味も凄く良かった
次回は、つけ麺、担々麺、稲庭ラーメンの塩、のいずれかに挑戦してみたいと思いました
お腹一杯になったので電車で帰ろうかとも思ったけど、またまた新青梅街道沿いを歩いて帰りました
温度が高めで夜になっても暖かく、強めの風が気持ちの良い夜でした
家に着くと10時10分頃、すぐにテレビ点けてNHKにする
「ゴールド」、出演は藤竜也、坂東龍太、吉行和子、小川未祐
奥さんを老々介護する旦那は元校長先生で運転に自信のあるゴールド免許保持者だが、ある日若い交通警官に信号無視で注意される・・・
老境に入って妻が認知症になり、旦那である自分でさえ認識出来なくなる、そんな妻を病院に連れて行ったり買い物したりするにも車は必需品、という男を藤竜也が好演していて、面白いドラマでした
最近活躍中の坂東龍太もなかなか良かった、再放送したら頭から再見したいと思いました
見終わってすぐに珈琲淹れてアイスチョコバーを楽しみ、フジテレビにして「ラーメン大好き小泉さん二代目」を見る、二代目は桜田ひより、初代の早見あかりが特別出演していました
料理が出てくるドラマが大好きだし、桜田ひよりが二代目ということで面白く見ました
続いてテレビ東京「コタキ兄弟の四苦八苦」、何と本日が最終回、そして今までで一番良いエピソードで面白かったし感動しました、兄弟妹のキャスティングが最高で本日も芳根京子が良い味を出していました
やっぱり2020年1〜3月今タームのドラマ第一位はこれかな、今日が本当に素晴らしかった
そしてそのまま「絶メシRoad」、これは来週もやるみたい、先週今週とパターン外エピソードでそれはそれなりに面白かったでした
今日は「はなきん」が無いみたいなので、これにてテレビ見るのを終了して、マルコロケアして、寝る準備して、シャワー浴びてきて、本日の日記を書いて、3時過ぎにベッドに行くが本日もなかなか眠れず、4時半過ぎに就寝

では 『弥生、三月 君を愛した30年』 感想です
まず本作の最大の問題は、トリッキーな仕掛けである 30年間を3月のみを切り取って描く を全うできてないことだと思いました
何しろこの仕掛で物語ることさえ大仕事なのに、時系列を前後させて描いてしまったことが一番の失敗でしょう
映画を観ていて、過去の描写が出てきたときに物凄く吃驚して呆れてしまいました
本作で脚本も書いた遊川和彦監督は一体何をしたかったのでしょうか?
時系列を前後入れ替えて描写した時に、僕は完全に引いてしまいました、観ていてズルされたように感じて素にもどってしまいました
これは多くの観客を置いてけぼりにするストーリーテリングだったのではないかと、僕は思いました
30年間を3月だけで描く ことがまず大変な仕事でトリッキーである、という風には監督は考えなかったのでしょうか? なぜ、時系列を入れ替えて描写したのでしょうか?
この時系列の入れ替えは2回やっていて、縦に物語られていた映画は突然ぶった切られる訳です
こういう作品が成立するとしたなら、二人の主人公に観客が寄り添って一緒に30年を歩いて行かないと、感動や余韻は生まれないと僕は思います
本作のストーリーテリングをプロデューサー達はどう解釈したのでしょうか?
監督と脚本家が同じ時にこうした間違いを犯す可能性は高くなるように思います
テレビシリーズならこういうアクロバティックな物語りは成功したかもしれませんが、2時間を一緒に辿っていく観客の生理にはまったく向いていない脚本だったように思います
じゃああの時政略結婚を止めた時になぜ二人は結婚しなかったのか? 観客誰もが抱く疑問を、時系列を前後させてうやむやにしただけに見えるのが、ズルされたように感じる要因だと考えます
そしてこの語り方のもう一つの問題点は、よりダイジェスト風に見えてしまった、ということです
30年間、3月だけを切りとって描くという語り方自体がどうしてもダイジェスト風に、みっしりと昇華しにくい技法だと思いますが、その基本原則に更に送り手側の恣意性ある編集を加えて、巻頭部分で交わした送り手と観客の契約を破ってしまって情動を断ち切ってしまったことがこの作品を成功と逆側に向かせてしまったのだと思いました
「同期のサクラ」で熱くみっしりとした感動をもらった遊川和彦監督だったので期待して観たのですが
興味ぶかく面白く観ましたが、大きな感動や情動は残念ながら抱きませんでした

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年04月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930