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2020年04月04日22:56
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河内見聞記�供�10 夢はアマゾンへ（１）
コロナ感染者はついに節目の100万人へ。パライゾ言うところの”黒船”のダイヤモンドプリンセスが、浦賀ならぬ横浜に接岸したのが2月5日。あの当時行動を起こしたのは、かの吉田松陰先生、「先ず隗より始めよ」と。蘭学を学び準備のあった先輩たちは、見事維新の改革に繋げたわけだが、今の日本の指導層、結構落ち着いているように見えるが、的確な対応がいまだ見られない。コロナ嵐の中の日本丸、行く先がまるで見えない。
今週、志村けんなど多くの著名人がニュースに登場、感染どころか命を落とすまでに。我が大阪も最危険地域に名指された。そして数日前、町内会とも言えるM団地に感染者が出たとの報せ。さらに今や多くの買い物を委ねるヤ〇〇の集配担当が感染しただと。コロナウイルスは到頭、我が家の玄関先まで来てしまった。先の黒船からわずか二か月の超感染力である。
夢の世界に戻る。山東省・煙台市郊外の蓬莱山、そこで私は更なる好奇心を抱いていた。中国二大大河の一つ・黄河を見たいと。それまでに揚子江、長江は南京へ行った帰りに鎮江で見た。別の出張時、武漢を通り、長江大橋を渡った。ここで毛沢東は長江を泳いだんですと代理店の人から聞いたのをよく覚えている。
黄河を見る機会はもう一度、青島から済南へ、なでしこジャパンの試合を見に行った際にもあったが、雨天で市内観光に切り替えていた。
蓬莱山から黄河は約300Kmの距離だ。交通手段はタクシーのみ、もう夕方に近く、その日煙台まで戻る必要があり、断念した。逃した大魚は大きいとの思いもあったように記憶するが、人生長いまた来ようと蓬莱山を後にしたものと思う。しかとした記憶ではないが。
さて今週、あるMIXIのコミュニティでメコン川の話になった。次の夢想は、メコン川でと思い、写真を探したり、日記を繰ってみた。しかし、あると思っていたベトナム南部・カントー市の写真も、日記も見つけることができなかった。
アジアにないなら、と地球儀を俯瞰すると、南米・アマゾンが見えたのである。2001年から2007年までのブラジル滞在時、中流のマナウスには数回、河口のベレンには一度でかけている。よっし、探検開始となって、気に入った写真を数枚、かんたんフォトに持ち出してきた。（つづく）
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