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2020年03月31日07:52

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福井(駅前)B級グルメ、31日間と短い「ズボガニ」の季節、居酒屋「弥吉」本店再訪(3/7)

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自分は1995年4月から98年5月まで沖縄・那覇勤務していたこともあり、沖縄民謡になじみがある。

それ以前からJRA(日本中央競馬会)の競馬観戦も趣味の1つである。

2007年4月に北海道・釧路勤務していた頃、沖縄好きが参加しているSNSを紹介され知り合い、その後mixiにも登録しマイミクにもなった沖縄好きで競馬も好きという兵庫県のある先輩とはウマが合い、10年来の付き合いをさせてもらっている。

当時、釧路から東京出張のついでに大阪始発の寝台特急「トワイライトエクスプレス」に乗るときに大阪駅に見送りに来てくれたこともある。
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マイミク氏が北海道旅行のついでにわざわざ釧路に飲みにだけ寄ってくれたことも。
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自分が年末年始の旅で大阪を通るとき、大阪まで出てきてくれ一杯付き合ってくれたりもした。
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さらに、自分が毎年1回飲みに通っている島根・松江の店に同行してくれたこともある。
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去年の7月に福井勤務になってからは、阪神競馬観戦に行ったときに一緒に観戦したりもしている。
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その兵庫のマイミクさんは無類のカニ好きだそうで、福井県では2月下旬から約1ヵ月間だけ「水がに」とか「ズボカニ」と呼ばれる脱皮してあまり経過していないオスのズワイガニの漁獲も認められており、高級な越前がにの数分の1の金額で出回ると伝えたところ、ぜひ食べに来たいと土日1泊で福井を訪ねてきてくれることになった3月7日土曜日、マイミク氏のJRの到着時刻に合わせて福井駅で落ち合い、年末に別のマイミク氏と訪問した福井駅前の炉ばた「弥吉」本店へ。
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あまり飲めないマイミク氏はノンアルコールビールから始めたが、自分は福井・勝山の地酒「一本義」の生酒を注文。
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まずは付き出しに出された中華風クラゲでチビチビ始める。
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マイミクさんの目的はカニだが、いきなりカニには行かずに、まずは世帯当たり消費額57年連続日本一の厚揚げから始める。
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福井では注文してからお店で豆腐から揚げるのは当たり前で、時間は掛かるが皮はカリッと揚がって中はトロッとした厚揚げが旨い。
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マイミクさんは自分が苦手な「ダダミ(タラの白子)」なんかも注文している。
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そして、次にブリ刺しもはさむ。
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安く提供するために養殖物ではあるが、1切れ2cmはあるんじゃないかと思うような分厚いこんな刺身が5切れで980円とは素晴らしい。
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そして次は目的の「ズボカニ」を注文しようと思うが、この店では「ズボカニ」は特大(4500円)、大(4000円)、中(3500円)の3通りから選べる(写真3)。

聞けば、どれも両肩分で脚とハサミ10本とのことで、ほかのお客さんが注文した「特大」が厨房から運ばれていくのを見たらとても食べきれないくらい太い脚のカニだったので、これで十分だろうと「中」を注文。
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「中」だが、いちばん細い脚でもこんな立派なカニである。
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脱皮してそれほど経過していないオスのズワイガニで、身が詰まっておらず「ズボッ」と抜けるから「ズボカニ」と言うだけあって、こんな細い脚の身も簡単に抜ける。
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ブレてしまったが、水々しくて甘くて非常に旨い。
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夢中で身を殻から出すのに真剣になって写真など撮っている余裕はないが、漁期中で1度も冷凍していない「ズボカニ」は旨いな。

さらに今若狭湾で獲れている小振りのハタハタも注文。
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カニに格闘している間は一心不乱にほじくっていたこともあって酒など飲む余裕はなく、ここでようやく1合飲んだので、次はハイボールに切り替える。
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「少しは飲んでも大丈夫」と言うマイミクさんは芋焼酎だったか麦焼酎だったか覚えていないが焼酎に切り替えている。

「中」でも十分な太さの脚の「ズボカニ」だっこともあり、あとはシメにサラサラ食べられるものでいい。

冬の北陸の味覚「水ベコ(ゲンゲ)」でもあれば吸い物でも注文しようと思っていたが、時期的にもう終わってしまったようで仕入れてなかったので、代わりに最後に「へしこ茶漬」を注文。
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「へしこ」とは福井県の郷土料理で、糠漬けにしたサバで、めちゃめちゃ塩辛いのでこのくらい少量でお茶漬けにするとちょうどいい。
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最後にハイボールをもう1杯飲んだようにも思うが、会計すると3500円の「ズボカニ」込みで2人で11264円だった。

身が詰まっている高級なズワイガニだとそれだけで1杯(匹)6000円だから、ほかにいろいろ飲み食いしてこれなら上等だろう。

漁期は2月19日から3月20日までの31日間しかない「ズボカニ(水がに)」だが、お隣石川県では食べる風習がなく禁漁だし、その向こう富山県は海が深くて獲れるのはベニズワイガニだし、北陸でカニを食べるなら絶対「ズボカニ(水がに)」の季節を狙って福井で食べるのがオススメである。
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