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2020年03月23日00:07

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怪獣漂流

産まれました。

・ゾンビランド ダブルタップ


しょっぱなのコロムビアロゴからエンジン全開、上映時間中笑いほっこりワクワクが常に止まらない。
成長しつつ変わらず愛おしい4人以上に強烈なウザ可愛さを発揮したマディソンがMVP。ネジが一本飛んだイライラ系厄介者だった第一印象から、放っておけない部分、可愛らしい部分が見えてきて、やがてなくてはならない仲間になっていく過程、かつ不自然にキャラクターが変わることは無く、ウザさは保ったままという絶妙なキャラ立て。
持ち味にして本質のロードムービー風味も、経年によるキャラの成長と関係性の変化を逆手にとってうまく取り入れており、コメディ及びゾンビ映画としても過不足なく、ゾンビの進化という要素を入れることでアクション面もテコ入れされている。前作ファンは勿論、自分のように前作が薄味で物足りなかった人も満足であろう正当進化系にしてゾンビコメディとしてトップクラスの一本。
しかし前作であれだけ重視していたトゥインキーが影も形も見えないのはどういうわけだ。


・ジュマンジ ネクストレベル


前作「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」のガッツリ続編。いちいち説明はされないので前作の鑑賞は必須。
映像部分の進化やアクション、キャラクターの入れ替えなどに工夫はあるものの、不満点も多い。ゲームに縁のないお爺ちゃんを入れることでカルチャーギャップコメディっぽいところを出そうとしたのかもしれないけど、ただテンポが悪くなっただけ。
前作の良かったところを帳消しにした主人公の成長リセットにゲーム再開のモヤっとした理由、それをさほど咎めもせずユルっと許す仲間たちにも納得できず。
とってつけたような都合のいいスキルとアイテムで、すべてが予定調和でまさに一本道の三流ゲームを遊ばされている気分でワクワクもハラハラもない。優れたゲームというのはマクガフィンにそれを思わせないような必然性を持たせているものだと思うけど。
前作も同様ではあったが、続編で同じことをやっても新鮮味が無くなる。予告にあった「バグっぽいイベント」が無かったのも残念
ライフの使い方も雑で、「3つの命」にほとんど意味がない。アレックスが迂闊すぎて、彼が前作でなぜ20年も中にいたのかということをまるでわかっていない。ひいてはライフ=命の大切さとか、危機感をまるで感じない。
吹き替えでのギャグはほぼダダスベリで、ミン役のファーストサマーウイカも良くは無かったけど、何より加山雄三の異次元レベルでの浮きっぷり。
あとこれは吹き替えで観た自分が悪いんだけど、やっぱりゲームの始まりはリス・ダービーの「Welcome to JUMANJI!」が聞きたいよね。
とあるキャラクターの再登場と、96年版を思わせるラストはすごく良かった。
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