無言歌は続く

　朝から　一度分封したミツバチさんが騒がしい　二度目が今日あるか　と云ふことで近くで草むしり　10時半　飛び出してきた・・・が　風がちょっと吹いている　その成果出るに出られぬジレンマとミツバチさんが感じているようだ　再び風が強めに吹くと戻る　その繰り返し　吹き止まぬ風　蜂屋さん　今日は出んな　と言って一旦帰宅

　今宵の音楽は　ＥＭＩクラシックス名盤ＳＡＣＤ
　1.　グリーグ：ピアノ協奏曲イ短調 op.16
　2.　シューマン：ピアノ協奏曲イ短調 Op.54

　ディヌ・リパッティ（ピアノ）
　フィルハーモニア管弦楽団
　アルチェオ・ガリエラ（指揮）
　ヘルベルト・フォン・カラヤン（指揮）

　録音時期：1947年、1948年
　録音方式：モノラル（セッション）　SACD Hybrid　33歳という若年での早世がいまだに惜しまれているリパッティ　ハンス・フォン・ビューローは　グリーグ のことを　’北欧のショパン’と呼んだ　事実グリーグ の最も敬愛していた音楽家はショパンであった　そして　「ウルトラセブン」最終回　最後の戦いに挑むモロボシ・ダンが　相思相愛のアンヌ隊員に自らがウルトラセブンであることを告げる印象的なシーンに流れるのが　ディヌ・リパッティのピアノ　カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団による　シューマンのピアノ協奏曲である　

　今宵2枚目は　昨日のつづき　ペギー・リー
　 17. Waiting For The Train To Come In
18. It's A Good Day 19. Chi-Baba, Chi-Baba
20. It's All Over Now 21. I'll Dance At Your Wedding
22. Why Don't You Do Right?
23. Everything I Love
24. How Long Has This Been Going On?
25. Bye, Bye Blackbird　実は洋楽はよくわからん

　昼にうどんを70グラム茹でると220グラムになる　おおよそ半分にして　金谷ホテルのパンに　名刺くらいのアップルパイ風パンが一つ残っていたので　みんな半分　うどんの具は太いネギ　のど自慢がないと思ったら　そうか今流行りのコロナか　とようやく気がつく　いや呑気だね　ちょっと見回ってこよう　と云ふことで前の方は相変わらず　出そうで出ない雰囲気　ついでに裏の方を見やれば　氏神様の隣が騒いでいる　右隣の栗の木に蜂球がついている　こりゃ大変だ　と云ふことで支度をして椅子を持って　地上2メートルくらいなところにいる蜂さんをキャッチ　見事に取り込んだ　蜂屋さんがきて一番前の畑へ持っていく　2時ごろ　風がなくなる　出そうで出なかった蜂さんが出た　栗の木の下　今月二度目の分封
　捕獲率　3/5

　今日はゲーテの亡くなった日だ　ファウストより

　思案なんぞ一切やめにして
　一緒に世間へまっしぐらに飛び出しましょう
　敢えていいますがね　瞑想なんかする奴は
　枯れた草原の上を悪魔にとりつかれて
　ぐるぐる引き回される動物みたいなものです
　その周りには美しい緑の牧場があるのに

　若きウェルテルの悩み　より

　ある限度までなら　よろこびも悩みも苦しみもたえることができる　だが　その限度をこすと　たちまち破滅だ　だからいま問題になるのは　そのひとが弱いか　強いかじゃない　その苦悩の限度にたえきれるかどうか　が問題なのだ

　卒業式をできなかった人もいると思われる　九鬼あきゑの句一つ

　　　君ら皆なずなたんぽぽ卒業す

　夕飯に　昼間見て　誰もできなかった酢豚　豚肉4切れ　玉ねぎ75グラム　キャベツ45グラムで作って余った　相変わらず小食だね