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2020年03月15日20:02

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無言歌は続く

 午前中はいい天気 草取りに庭いじり 車の通るところに古い瓦を配置してあるが 少し傾いているので修正 あちらこちら忙しい 午前中にパイナップルを買いに行く予定だったが すっかり失念 一時ごろ気がつくが 売る方も一時までだった また機会があろう

 今宵の音楽は ティボー コルトー 
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
 アルフレッド・コルトー(ピアノ)
 録音:1929年 ティボー/コルトーのフランクは五味康祐の評論にある

 ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のためのコンセール作品21
 ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
 アルフレッド・コルトー(ピアノ)
 イスナール、ヴルフマン(ヴァイオリン)
 ブランパン(ヴィオラ)
 アイゼンベルグ(チェロ)
 録音:1931年 五味さんの評論もいくつか読んだ 彼のおかげでオーディオを買うことになったのかもしれない
 
 「音楽は私の場合何らかの倫理観と結びつく芸術である。私は自分のいやらしいところを
随分知っている。それが音楽で浄化される。苦悩の日々、失意の日々、だからこそ私はス
ピーカーの前に坐り、うなだれ、涙をこぼしてバッハやベートーヴェンを聴いた。」
────(本文より抜粋)

 今宵二枚目は あの頃の青春を詩う 吉 幾三
 01. 春夏秋冬 02. 「いちご白書」をもう一度
 03. 酒と泪と男と女 04. 私は泣いています
 05. 真夜中のギター 06. 時には母のない子のように
 07. 旅の宿 08. 酒場にて 昨日はここまで 
 今宵は後半
 09. 白いブランコ 10. 神田川 11. 舟唄
 12. 誰もいない海 13. ひとり寝の子守唄
 14. 22才の別れ 15. 我が良き友よ
 16. 山谷ブルース なかなかいいね

 午後も草取りにイチゴの手入れ スーパーで見ることができるようなイチゴじゃなし 小さいし 虫には食われる でも ジャムにするには問題なし もう花が咲いている それに枇杷の摘果 鉢屋さんがきておしゃべり 色々と面白い ミツバチさんの箱を家周りに置く どこへ置くかも楽しみだ 九州では分封を確認したと云ふメールが入っていた

 徒然草 第43段に 

  春の暮つかた のどやかに艶なる空に 賎しからぬ家の 奥深く 木立もの古りて 庭に散り萎れたる花見過しがたきを さし入りて見れば* 南面の格子皆おろしてさびしげなるに 東に向きて妻戸のよきほどにあきたる 御簾の破れより見れば* かたち清げなる男の 年廿ばかりにて うちとけたれど 心にくゝ のどやかなるさまして* 机の上に文をくりひろげて見ゐたり

 いかなる人なりけん 尋ね聞かまほし 

 さし入りて見れば:ちょっと中に入ってみたら

 東に向きて妻戸のよきほどにあきたる 御簾の破れより見れば
:丁度うまい具合に東向きの妻戸が開いていて そこの御簾の破れから見ると  

 うちとけたれど 心にくゝ のどやかなるさまして
:くつろいで優雅にゆったりしている姿で


 あとはわかると思うので音読してみましょう でも好きな文章なので現代語も書いておこう 

 晩春ののどかで風情のある美しい空 身分が低くないことを伺わせる立派な造りの家の奥深く 古びた趣きのある木立に 庭に散り萎れた花びらがあれば これは見過ごしがたい情趣を感じる その家の中に入っていって見ると 南面の格子の戸をすべて下ろしていて寂しげな様子なのに 東に向いた妻戸(両開きになる板戸)は程よく開いている 御簾(すだれ)の破れから見てみると 容姿端麗で清らかな20歳頃の男性が くつろいだ様子で過ごしていて 心が引き寄せられてしまう その男性はのどかな風情で 机の上に文書を広げて読んでいるようだ 
 どのような人物なのであろうか 尋ねて聞いてみたいものだ 

 紀元前(BC)44年3月15日(ユリウス暦) ユリウス・カエサルが暗殺された シェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』中でカエサルが暗殺された際に放った最後の台詞「ブルータス お前もか」が有名 ただし実際はギリシャ語だった シェイクスピアはイギリス人だから でも ラテン語じゃなかったのかな

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