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2020年03月14日20:02

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毒ガス怪獣出現

X-DAYが近づいている。

・シティーハンター 史上最香のミッション


言わずと知れた日本の大ヒット漫画&アニメを原作としたフランス製アクション・コメディ。
監督、主演は「世界の果てまでヒャッハー」「真夜中のパリでヒャッハー」で知られるフィリップ・ラショー。
CHという原作&アニメだけでなく、同時代の日本の漫画カルチャーへの多大なリスペクトとオマージュを捧げつつ、原作未見者でも充分に楽しめ、かつ監督の作風も充分に発揮されている驚異の傑作といっていい。
リョウはリョウにしか見えないし、香や海坊主の再現性、キャラだけでなく世界の作り込みがハンパない。
この手の作品で必ずといっていいほど是非を問われるのがオリジナルキャラクターだが、ややラショー色が強く出ているもののブッ飛び具合が世界観にマッチしていて違和感が無くしかも愉快。
監督の既存作同様にコメディ色が原作と比べても非常に強く、ド下ネタ、しかも性的なネタが大半を占めるのだがやりすぎないギリギリで踏み止まっているバランス感覚も見事で(もっとも人によるので不快な人は不快だろう。自分にはちょうどよかった)、しっかりかっこいいアクションや決めるところはキメる画も完備。
ストーリーのガバい部分や、主要キャラの中で冴子だけはどうしても馴染めなかったりと不満点が無いわけではないがノリと勢いで押していけるのでさほど問題は感じなかったが、音楽の不自然な切り方だけはノイズになった。
他、自分は爆笑したのだが可愛い動物が酷い目に合う描写があるので苦手な人は注意。

・ミニオンズ


ミニオンたちが可愛い、それだけの90分。一番笑ったのはオープニングロゴ。
集団で踊りはしゃぐミニオンズは愉快だし、マイペースなボブにも笑ったけどさ
前半ののんびりがつまならいのと、人間側のキャラ造詣がイマイチ平凡で魅力に欠けるのが原因か。スカーレット登場からはムチャクチャ加速してきて騒動自体は楽しめるんだけど、心からの盛り上がりに欠けるというか。
小さな王冠を渡すところやラストのサプライズは良かったけど、主人公に据えたことで割とマトモになりすぎてぶっ壊れた滅茶苦茶さが出てなかった。単純に物足りない、というのが一番かも。
前作「怪盗グルーのミニオン危機一髪」が非常に楽しかったのでハードルが上がりすぎたか。
人が結構死ぬので、小さな子供向けとしてもどうかなあ・・・


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