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2020年03月10日07:26

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ガンダム作品の監督事情

おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ガンダム作品の監督事情」について語ります。

「えっ?」ガンダム作品って監督とどういう関係があるの?」と言われたら「実を言えば、争いやガンダム作品潰しの根幹は監督の考え方や監督経緯のいざこざ」が根幹にある場合があります。

では、まとめます。

初代ガンダム〜逆襲のシャア⇒富野監督(初代、Z、ZZ、逆シャア)
ガンダムF91⇒富野監督
Vガンダム⇒富野監督
0080ポケットの中の戦争⇒高山文彦監督
0083スターダスト⇒加瀬監督と今西監督
第08MS小隊⇒神田監督と飯田監督

Gガンダム⇒今川監督
以降、アナザーガンダムはターンエーとGレコ以外は富野監督以外の監督さんが務める。
と言った感じでしょうか。
ここで振り返ってみましょう。
「結局、UCガンダムでも富野監督が監督務めた作品ってどこまで?」と言われたら
「Vガンダムまで」となり、0080や0083等のOVAガンダムは別監督が務めています。

ここから「富野監督が監督をしていないガンダム作品はガンダム作品として認めない」という一部の人達もいますね。
私は実は「Vガンダムを見ていたが0080ポケ戦と0083を幼稚園児か物心つく前から見ていた」一種の「ガンオタの英才教育」初期勢です。
実話を言うと「キリスト教が管理する幼稚園で普通に0083のアルビオン(小隊)ごっこしていた子供」と言えばイメージが付くでしょうか。
「キリスト教という人を殺すことを罪としている宗派の管理する幼稚園でガンダムの事を考えている感じ」ですよ。
なので「よくわからずにインターネットから間接的にガンダムの世界に入ってきたファン」とは少し感性が違うかもしれません。
モンシアやコウ、シナプス艦長の考え方を分かっているか分かっていないか判別不明だが「ある」という事だけが分かっていた幼稚園児という感じです。

ある意味「富野監督が一番苦手とするガンオタ」の部類が私ではないかと思います。
「幼稚園の段階でポケ戦や0083スターダストメモリーの人間関係や世界観を見ていた幼稚園児」なんて富野監督は「俺の作品を入れるスキマなんてないじゃないか…」と感じるでしょうね。
まあ、同時期にレンタルビデオで「F91や逆シャア」も見ていたので一応、作品そのものを認識していたが印象に残ったのが「ヘビーガン・ダギイルス・ジェガン(どいつもG−グルじゃねーか)」ぐらいであり。
ちなみに、私の叔父が「逆シャアの雑誌」を持っており、白黒のページには「SDのアムロとシャアとクェスがテーブルトークするイラスト」が描かれていた。
まあ、自分はというと「ジェガンのアニメ画像の雑誌掲載を下絵にして透明プラバンでキーホルダー作っていた感じ」ですかね。

で、話を戻しますが「富野監督の悪意と暴走」はどのあたりから発生したかと言われたら間違いなく「0080ポケ戦がきっかけで、確実にしたのがGガンダム」という事になります。
今まで逆シャアやF91までは「ガンダムと言えば自分の作品」と富野監督が天狗になっていたが「ガンダムから学習して優秀なアニメ作品を作れるようになった監督」が90年代前後で育ったことで番外編のOVAを皮切りに、TV版のアナザーガンダムから監督が変わったんですよね。
でも、富野監督からすれば「ガンダムは自分の作品だ」と主張したいわけです。
で、それを主張するためには「他のガンダム作品を作れなくするか失敗するように仕向ける仕掛け」が必要だった。
多分起用されたのが「作品設定上分別されていてた世界観の統合(これではアナザーガンダムがUCガンダムの世界観に引っ張られて次回作を出せないと判断したのでしょう)」であり「シナリオプロットの不一致からのアニメータのストレスを煽る行為に走った」と感がられます。

特にGガンダム〜ガンダムXは「コミックボンボンという漫画のシナリオが基盤」となっていたため、サンライズ側がボンボンに遠慮する構図になっていたと思います。
これが「構成話数違い」となります。
漫画の方では「主要な3要素を12話で分割する作業」で終わりますが、アニメ製作の方では「週1で1年間その少ない要素で乗り切らないといけない」として「無駄回、テコ入れ回、総集編回」と色々無駄要素を入れて話数を繋げる必要があった。
それだけ「月刊誌主導とアニメ制作主導では違いがある」法則があります。
多分、富野監督はこれに気づいてガンダムXあたりから不満のあるサンライズ内のアニメーターを抱き込んで「アナザーガンダム撲滅」として「封印術」の一環としてターンエーガンダムをぶつけてきたと判断できます。

で、ガンダムSEEDで復活するが、そのとき多分福田監督がサンライズに言われたことは「月刊誌?あんなのあいてにしちゃダメよ。やっぱりアニメ製作が主導権を握らないとね(☆)」みたいなことだろうな。
で、SEEDから鉄血まで「アニメ製作主導」でやったが、Gガンダム〜ガンダムXの漫画主導の作品構成を知っている世代から「全然完成度が落ちてるんじゃねーか」とか「この駄ガンダムいつ終わるんです?」と煽られた感じですかね。
当然ですね。だって「作品の骨組みが違う」ガンダム作品でしょ?「アナザーガンダムの作品構成を分かっていない」と思いますよ。
それをやりたきゃ、UCガンダムの続編を乱立させたらいいでしょう。
初代〜ZZまでは間違いなく「アニメ制作主体のガンダム作品」であり、それが良いという世代にはその作風が合うと思いますよ。

私はそう思いますね。
今日はこんな感じです。


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