無言歌は続く　

　朝から雨　することもないのでお買い物二件　中ぐらいの量販店と大きめの量販店　二件で2000程度　家に帰って　この前おばさんが来た時　作ったうどんのほとんどはおばさんが持ち帰ったが　120グラムを2つ残して冷凍しておいたので　昼にそれを食べる

　今宵の音楽は　ベーラ・バルトーク(1881-1945):
　ヴァイオリン協奏曲 第1 番 Sz.36(遺作)
　ヴァイオリン協奏曲 第2 番 Sz.112

【演奏】
　イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス 1704年製「スリーピング・ビューティ」)
　スウェーデン放送交響楽団　ダニエル・ハーディング(指揮)

【録音】2012年　　第1番は　バルトークが26歳　当時熱い思いを寄せた女性ヴァイオリニスト　シュテフィ・ゲイエルに献呈　しかし一度も演奏されず　彼女もバルトークの死後10年ほどで亡くなり　しばらくしてからこの作品の存在が知られることとなった遺作　彼女　他に好きな男性たいたようだ　バルトーク わたしに似ているね　だから好きなのかな　結構バルトーク は所有しているし　「バルトーク 晩年の悲劇」は愛読書である　こんな文章もある

　この本の発見は私にとって何という感動的な、心に触れて消え去らない経験であったことか！
……ユーディ・メニューイン

　今宵二枚目は　ベートーヴェンピアノ協奏曲3番/モーツァルト20番ニ短調
　クララ・ハスキルとヘンリー・スワヴォダ　ウィーン交響楽団1950年録音（モノラル）ハスキル55歳の円熟期の演奏

　午後はお昼寝　雨じゃすることもなし　のど自慢を見てやってトーライを見てのんびりだ　うどんも美味しかったし　おばさんが買ってきたケーキを半分ずつ食べてお腹がいっぱいだ　いったんテレビを消してお茶　徳光さんのバス旅を見て風呂に入って夕飯だ　夜はとんかつ　ぼうひれかつ　ラーメンに入っているナルトくらいに切って　キャベツ二枚を千切りにしてレンジでチン2/3位目減りする　それに母が炊いたヤツガシラ の煮物ふたかけ　しかしこれだけか　ご飯味噌汁　子供茶碗

　「さよならだけは言わないで」上巻を読み終わる　ゆっくりとゆっくりと読み返している　急いではもったいない　九鬼周造の「自己の運命を愛せよ」から

　人間は自己の運命を愛して運命と一体にならなければいけない　それが人生の第一歩でなければならないと私は考えるのであります　放送局は幾つかありますが　それぞれ違った波長の電波を送っているのであります　みなさんは受信機のダイヤルを勝手にお回しになってそれらの色々と違った波長のうちでどの波長でもお選びになることができたのであります　が　運命というものは我々の側にそいいう選択の自由がなくていやでもおうでも無理に聞かされていつ放送のようなものであります　他に違った放送が同じ時間に沢山あるのであるけれど　なぜかこの放送を無理に聞かされているというわけであります　他のことでもあり得たののに　このことがちょうど自分の運命になっているのであります　人間としてそのときになし得ることは　意志が引っ返してそれを意志して　自分がそれを自由に選んだのと同じ分け合いにすることであります

　哲学者はややこしく考えるな　でも　自分が選んだ今の選択が　正しいとは限らないし　他を選ぶ気になればできることも事実だ　それには勇気がいる　捨てないとできないこともある