今年もよろしくお願いします。
年末年始は、家族の恒例行事っぽいのがあります。
年末は山行、年始は七福神巡り。
年末の山行から。
今回は高尾山ではなく別の山、高い山…この前に娘も上った三頭山を考えていたのです。
しかし、年末年始はまさかの閉山期間。
まあそうか。初日の出とかで都民の森駐車場が混んだりするし、遭難とか出易いからかな?
そこで娘には、高尾山から縦走を体験してもらうことにしました。
高尾山から城山を経て景信山で折り返すルートです。
これなら途中で嫌になっても、エスケーププランが多くあります。
好天に恵まれ、気持ち良くスタートです。
いつもの稲荷山コースから入りました。
気のせいか、今回はいつもより人手が多い気がします。否、多い。
娘はこのところ背も手足も伸び、上るペースが良くなってきました。
たまに、娘の方が速いなと感じるくらい。
でも、ペースにむらがあるので、後ろにいるとちょっとツライ。
なんとなく、高尾山山頂に到着。
そこで、とても久し振りな自転車仲間家族に偶然会いました。
しばし昔話で盛り上がりましたが、惜しみつつお別れ。
この日、秋みたいな気温で眺望は期待していなかったのですが、富士山はしっかり見えました。
やはり、平野の市街地方面は少しぼやけていました。
娘は、誕プレで入手したばかりのデジカメで、撮影を楽しんでいました。
さあ、ここからは未知の領域です。
僕は超久し振りなだけですけど。
往路は体力があるので巻き道を使わず、アップダウンを楽しみます。
奥高尾に入った途端観光地の雰囲気は無くなり、山登りに来た!と実感できます。
路肩を見れば、偶に小さく雪が残っていたことに驚きました。
一丁平展望台、城山山頂と富士山が良く見えるのですが、いい加減に構図が変わらないので飽きてきます。
実際、後で画像を見比べても、どれがどこで撮ったものか、少しズームされているともう分かりません。(笑)
しかし、景信山からの関東平野の眺めは新鮮でした。
昔(子供の頃)はよく見ていたのだろうけど、ちょっと忘れてました。
昼食も景信山でした。
今回も山ラーメン+ライス(おにぎり)。
タンメンを食べたスープに鮭おにぎりを解して入れると、スープも残らず最後まで美味いです。
復路は巻き道やマイナーなルートを使って、人を避けてペースを作って進めます。
食後こそ娘のペースは回復しましたが、行程3/4を過ぎるころには疲れが見えてきました。
最後の高尾山下りでは琵琶滝コースを選んだのですが、昨年台風の大水による影響で地形が随分変わっていて驚かされました。
そして、無事下山。
思わず、店頭で買える温かい煎餅や饅頭に手が伸びます。
行動時間は実に8時間。娘にしたら今までの経験では4時間程度。一気に倍。
よく頑張りました。
余談ですが、今回は下山時にケーブルカー麓駅の黄金サブちゃん像に馴れ馴れしい態度で記念撮影はしませんでした。
前回、そのせいで罰が当たり?年跨ぎで寝込みましたから。
その後は五日市にて、温泉でゆったりしてから美味しい蕎麦屋を巡って、抜かりなく大晦日を迎えられました。
そして年始の七福神巡り。
二日に箱根駅伝がスタートした頃から、こちらも行動開始。
五日市での七福神巡りは、マウンテンバイクで。
今年は駅前で御朱印色紙を売っておらず、いきなり最初のお寺まで向かいました。現地販売だそうな。
さすがに四巡目?ともなると、案内地図が無くても巡れます。
ここでの巡礼は、割とアップダウンがあるのです。
でも、娘も高学年なのでそこそこ上ります。上ろうとします。良い心掛けです。
大黒様のお寺は、いつ見ても立派。
軒の彫刻は見入ってしまいます。
娘も好きな構図で撮っていました。不思議な切り取り方ですが、感性はそれぞれなので。
福禄寿様のお寺では、甘酒や鈴を頂けました。
この鈴、以前も娘が頂いていて気に入って自転車に付けていたら、いつの間にか落としてしまったのです。
今回は娘も自分も頂けたので、僕も付けよう。
娘を見ていて思うのが、お参りではなくスタンプラリーと勘違いしている様子。
こちらがお参りを促さないと、御朱印を頂いた後にすぐ次へ行こうとするのです。
確かに、子供用のシートはそう見えなくもないが…
途中で腹減ってきたと娘が言うので、道中の駄菓子屋さんに寄りました。
あれこれ買い込んで、近所の公園でいただきました。
この頃の子達は、この幸せな時間を知らない方が多いのだろうなぁ。
重要なのは、駄菓子屋で買うという流れです。共感してもらえるかなぁ?
布袋様のお寺は、たぶん一番高いところにあります。
そして、坂が立ってます。一番の難所。まぁ、無理なら押して上がれば良いだけの話なのですが。
ただ、ここで足を着かずに上り切ると、なんだか一年のゲン担ぎができた気分になれるのです。
そして、少し奥まったところにある、最終の寿老人様まで。
今年は随分スムースに巡れたかな。
帰路は、のんびり裏道を戻ろうと思ったのですが、娘のリクエストで最短ルートで。
そして、ちょっと遅いお昼を駅前の山猫亭さんでいただきます。
ちょうど、箱根駅伝が終わった頃にお店到着。
こちらの店主はサイクリストで、この七福神巡りを教えてくれた人なのです。
落ち着いた店内で、ランチと紅茶をいただきました。
娘はアップルパイで満足しているようす。
サイクリングの良いシメとなりました。
願ったのは「家内安全」。
今年も無事にバイクライフを楽しみたいです。
でも、神頼みは自分で気を付けた先に、大事にとっておきます。(笑)
しかし、これだけ家族行事はカラダを動かす方向でも、いくら僕とカミサンはこういう事好きでも、
娘は「まぁ、楽しいかな?」レベルであって、親に付き合って「あげてる」くらいの感じ。
何も言わなければ、きっと家で何かをして、どんなに天気が良くても一歩も外に出ないだろう。
親の趣味を押し付けるつもりは無いので、あと数年したら一緒に出歩かなくなるんだろうなぁ。
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