現代社会が及ぼすストレスは近年急激に増えている病です。仕事や学校の人門関係でうまくいかない、いじめられる、SNSで嘘や悪口が拡散されて追い込まれる、誰かとつながっていないことからくる不安、先の見えない将来、家庭の問題、睡眠不足など、あらゆる物事が個人を苦しめ、ストレスとなります。
耐え続け、発症してないだけで、潜在的には世の中のほとんどの人たちがメンタル面に問題を抱えているはずです。悩みすぎて十二指腸潰瘍を発症するなど、昔からストレスが胃腸の病気につながることは明らかです。
さらに最近の研究では、ストレスによって腸内フローラが慌らされることが確認され、うつ病、自閉症、認知症など、脳神経に関する病気が腸から発生するケースが多いことが分かっています。このように、すべての病気の原因は、腸の健康にあるといっても過言ではありません。
腸内フローラを美しく整え、健全な腸を取り戻すことによって免疫力が最大限に高まり、あらゆる病気をはねのけることができるのです。腸の健康がすなわち自分の健康であることを心得て頂ければと思います。
都道府県の医療計画に盛り込むべき重大な疾病として、厚生労働省はかつて「がん」「脳卒中」「心筋梗塞」「糖尿病」を「四代疾病」と認定し、対策を促進してきました。ところが、新たにもう一つ疾病が加えられ、今では「五大疾病」とされています。
その新たに付け加えられたものが「精神疾患」です。精神疾患というと誤解を受けかねないニュアンスがありますが、いわゆる認知症やうつ病などが中心です。調査では、65歳以上の認知症患者は462万人で、2025年にはおよそ700万人に至ると推定されています。
一方、世界保健機関が毎年国際保健医療のテーマを選択する「世界保健デー」の2017年のテーマはうつ病でした。WHOの発表によると、2017年のうつ病患者は3億人を超え、年間80万人が自殺しているそうです。
厚生労働省が3年ごとに調整している「患者調査」では、2014年の段階で治療を受けた患者数が112万人とされており、最新データではその数を上回る可能性が高いと思われます。この数字は「患者数」ですから、実際に治療が必要なのに受けていない人、また「うつ予備軍」とも思われる人たちは、潜在的にこの何倍もいるのです。
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