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2020年01月04日22:33

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日本名作民話シリーズ!強いぞ!桃太郎!

あけましておめでとうございます。
まだ昨年見て日記に上げてない映画が17本残ってる。

・ジョン・ウィック パラベラム


前作直後からスタートのシリーズ第三弾ということで一見さんお断り仕様。
足し算しかないために盛られ過ぎている厨二設定の数々、展開の唐突さ、それに伴うキャラクターが多すぎることなどは置いといても、終盤の屋上でのやり取りには納得出来ないのと、1の床拭きシーンのようなグッと来る「喪失と怒り」が無かったので、物語への思い入れは1から順当に下がっていっています。
ただし殺し屋アクションとしては「2」を凌ぎ最高傑作といっていい。このシリーズの好きなところは、スマートさだけでない泥臭さ、必死さ、ケンカっぽさにあると思っていますが、今作で極まったんじゃないでしょうか。HPが減った状態での戦闘を常に強いられ、さらに傷つきよろめきながらも機転とタフネス、徹底した二度撃ちで次々に追手を片づけていくキアヌには痺れるしかありません。馬に蹴られたり、犬に股間を齧られるなど痛々しくもユーモラスな部分も満載で、雰囲気が重くなりすぎないのも良い。謎の日本語を話す忍者あばれる君(仮)と、ヤヤン・ルヒアンのような、敵でありながらどこかキャラクターと生々しい格闘描写の相性がバッチリですね。
とかく映画の大半がキアヌが敵と戦うか、胡散臭い奴に助けられるかしかないような偏った作品。まるで「インフィニティ・ウォー」のような結末といい、殺し合いアクションが大好きな人以外にはとても勧められませんが、そのアクションだけでも充分に料金分以上の価値はある逸品です。

・帝一の圀 学生街の喫茶店
※予告動画無し

菅田将暉主演の傑作学園政治闘争コメディ「帝一の圀」のスピンオフドラマ。実写に原作絵を差し込む(しかも原作絵の割合が高め)形式は、工夫よりも手抜きなのか尺の水増しなのかそれとも締め切りに間に合わず急ごしらえかと勘ぐってしまう安直さがありますが、本編そのままの熱の入った芝居を見せてくれる役者陣だけでも見る価値はあります。
オムニバスのショートドラマ全6話中5話は原作エピソードの補完ですが、完全オリジナルの6話はヒネリも聞いていて人情もアリ、原作の雰囲気も損なわずの良エピソード。
オリキャラである喫茶店の娘「聖子」を演じた宮野陽名さん、演技自体はイマイチなんですが良い目力があるので、今後の成長に期待したいです。
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