終始泣きながら(笑いながら)観てましたけど、それってこの映画が名作ということではなく、過去の蓄積ですよね。
初日の夕方グランドシネマサンシャインで。7割がた入ってて、老人が多かったんですけど、老人とその子どもの二人連れがけっこういたのが面白かった。
お願いだから定型にして、「スター・ウォーズ」以上にそのまんまやって! という心の叫び。
夢始まりオッケー、そこからのテーマソング、グー。桑田の歌唱はオリジナルと比べてもくさすぎます。いいけど。
ここ数日配信で予習しておいてよかったよ。とくに後半ね。
後藤久美子がどんでもない美少女なんですよ。
で、今作では大人になったイズミちゃんが出るわけですが、これが素晴らしい。まさに、あの少女が教養ある女性として存在してるという。
ところが演技が最低。棒読みの絨毯爆撃。頭抱えたよ。
この映画のテーマのひとつは「老い」ですね。おいちゃんおばちゃんが遺影になってる。タコ社長もいない。御前様も代替わりしている。
くるまやの居間の前の土間から上がるところには手すり。ああ。
もうひとつのテーマは「継承」です。満雄は伯父さんのことをいつまでも覚えている。
タコ社長はいないけれどその娘がいるし、困ったもんだの孫もいる。
若き日のさくらさん、リリーをはじめとするマドンナたちがあまりにも可愛いので胸撃たれました。
最後のマドンナたたみかけはずるいよ。泣くだろそりゃ。
エンドロールなしでスパッと「終」の一文字にして欲しかったけど、そうもいかないか。
それと、なんで橋爪功なんだよ!(怒)
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