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2019年12月24日00:02

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乾燥室

2019/12/16の日記で乾燥機の話を書きました。我が家にあるのは、低温でも性能が落ちにくいデシカント式です。とは言え、寒くなると洗濯物の乾燥に使ってもなかなか乾きません。湿気がとれても、温度が低いと蒸発速度が落ちるので、乾く時間は長くかかります。

ドラム式洗濯機の乾燥機能では、代替除湿機能がついていて、昔ながらの熱風一辺倒の乾燥機は減っています。熱風による乾燥は非常に効率が悪く、何時間かけてもなかなか乾きません。温度を上げた空気も湿気が入ってしまったら次の冷たい空気を温めて取り込む必要があり、そこでまた新たなエネルギーを使います。加えたエネルギーは水蒸気となって去ってしまい、正しく地球を温暖化している状態です。また、庫内に湿度が残った状態で温度が下がるとその水分が洗濯物にもどって湿り気が残った感じになります。

これを解決するには、温めた空気から水蒸気を奪って循環させればよく、ドラム式洗濯乾燥機がやっているのもこれです。一部の機種が採用している水冷式は結露させるのに水道の水との温度差を使うので、エネルギーの再利用はできません。ヒートポンプは、多くの人がエアコンの室外機で実感する通り、冷やした分の熱風が出ますからなかなか良いように思えます。我が家の除湿器が採用しているデシカント式は、夏場に湿気取りに使ったときに温風が出てくると批判的な意見も多いものの、冬場に洗濯物の乾燥に使うならこれは逆にメリットとなります。水蒸気を水にすれば、当然凝集熱が出てその温度をどうにかする必要があります。それは、打ち水で気温が下がってもその分湿気がひどくなる現象のちょうど裏返しになります。

話がずれましたが、冬場には浴室暖房のような加熱と除湿器を組み合わせて使うのが速やかに洗濯物を乾かす近道となります。タンブラー乾燥と違い、干した形で乾かすことができるので、是非お試しいただきたいと思います。
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