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2019年12月23日22:27

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それは母性神話でなく、女としての努めである

母性神話とは、女は母親になると母性の本能が芽生えるというもののことである。ところが人間には本能と呼べる事柄は何もなく、本能の名残と見れることが辛うじてあるだけである。例えば赤子の手のひらに指を押し当てると強く握ってくるが、これは人間が樹上生活をしていたときに赤子が母親の体毛を握り体を支えていた名残として捉えられている。それは猿の赤子は現にその動作をしているためである。

ただ、母性本能はあると主張している産婦人科医はいる。それは生まれたばかりの赤子を隣に寝かせると愛しく感じるのは母性本能のためである。といった事が根拠ということのようである。

哺乳類の雌は乳房が発達しているために赤子に授乳することができるが、妊娠すれば概して乳房がどんどんと膨らんでくるものだ。それに対して雄には授乳機能はなく、種の繁栄に雄が関わるのは射精するときだけである。
また女の視野は狭く、主として自分の身の回りのことにしか関心がない。なので視野の狭さは子育てに効果的に作用するが、男の視野は広いために女のようには子供の状態を気に留めにくく、子育ては女の努めとして文化的に受け継がれてきた。

今は結婚をしても働き続ける女性は珍しくなくなったが、昔では女は結婚すれば勤め先を辞めて専業主婦となり、夫の身の回りの世話および子育てをするのが当たり前であった。なので子育てを放棄するがごときの状態は母親として失格であって、よほど生活に苦しい家庭の場合には、子供を背中に背負っての労働をする光景が見られたものだ。

女の体は柔らかく、男の体はゴツゴツとしているものであるが、猿の赤子を使っての実験が行われたことがある。それは柔らかい模造猿と硬い模造猿をの二体を用意し、猿の赤子はどちらを好むかの実験であった。
その結果、子猿は柔らかい模造猿を選ばることになったが、人間の赤子としても同じ抱かれるのであれば父親より母親の方が心地よいのである。それを男にも子育てをさせようというのはジェンダーの区別をなくして男にも子育てにさせようという蒙昧な考えでしかなく、赤子および幼児の気持ちを無視したものでしかないのである。

■「子どもにはお母さんが一番」 職場でも保育園でも母からも…言われ続けた夫の苦悩
(ウィズニュース - 12月23日 14:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=5912664
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