ジェームズ・キャメロン監督作品「ターミネーター2」より28年の時を経て、正式な続編として製作、公開された作品。
「T2」以降、何作か続編やリブート作品が作られましたが、どれも今ひとつでした。
「1」と「2」以外の作品は蛇足としか思えない。
そんな中で、この作品の公開。
正直なところ期待半分不安半分でした。
待った甲斐がありました!
「ターミネーター」、「ターミネーター2」のストーリーやテーマを再構成、ブラッシュアップしていて面白い。
ファンにしか分からない小ネタもありました。
例えば…、「ターミネーターを見ると、犬は必ず反応して吠える」のですが、この作品でT-800(シュワルツェネッガー)の足元に犬がおとなしく寄り添っているシーンがあってビックリしたw
一番ビックリしたのは、「T2」の頃の若き日のリンダ・ハミルトンとエドワード・ファーロングが出てきたシーン。
最新の技術を使えばなんでもできるんだ…、と唖然とさせられた。
新キャラクターも、過去の作品と照らし合わせてみると、ダニー = サラ・コナー、グレース = カイル・リース、
と読み取れます。
未来から来た強化人間のグレース(マッケンジー・デイビス)の過去は、カイルのエピソードを彷彿とさせて泣けました。
もし続編が作られるならば、シュワルツェネッガーが出演していなくても、ダニーとグレースの2人が出るのなら是非見てみたい^ ^
苦言を申し上げるならば、決めゼリフや印象的なシーンが弱い。
「ターミネーター」の「アイル・ビー・バック I’ll be back」
「ターミネーター2」の「アスタラビスタ、ベイビー(地獄で会おうぜ、兄弟)hasta la vista.baby」
それらに匹敵する決めゼリフを期待していたのですが…。
ターミネーターといえば「黒色のサングラス」。
ガーゴイルかペルソールのサングラスを、シュワルツェネッガーにかけて欲しかった。
…と書いていて思い出しましたが、作中で一人だけサングラスをかけている人がいました。なるほど、意味深長。
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