民衆史研究会大会シンポジウム「民衆の視点から「天皇」を考える」

民衆史研究会大会シンポジウム
「民衆の視点から「天皇」を考える」

日時：2019年12月21日（土）13:00〜
場所：早稲田大学戸山キャンパス33号館3階332教室

趣旨：
本シンポジウムでは、民衆の生活や社会的実態に焦点をあてて、民衆にとって「天皇」とはいかなるものであったのか、通時代的に検討してみたいと思います。中世・近世・近代の各時代より１人ずつ登壇して頂き、実際に「天皇」と具体的な関係をもった人びとが、それぞれの場面で「天皇」をどのように捉え、どのような行動を取ったのか、論じて頂きます。コメントには古代史の立場から、他時代との比較だけでなく「天皇」全体も踏まえた上で論点を提示して頂きます。

報告者：
・西山剛（京都文化博物館）
　「民衆史からみる中世の駕輿丁と行幸」
・上田長生（金沢大学人間社会研究域）
　「幕末期の天皇・朝廷権威と民衆 ―山陵修復・管理・勅使参向からみる―」
・加藤祐介（成蹊大学文学部）
　「皇室と「国民」 ―上川御料地争議（1920-1924）再論―」
コメンテーター：仁藤敦史（国立歴史民俗博物館）