安アパート/智也の部屋/夜/晴れ
ポ「ちっこいのは?」
白「眠ったわ。」
ポ「そうか。」
白「……ねぇ?」
ポ「ん?」
白「……はぁ、訊くだけ無駄よね。」
ポ「まぁ、そうだな。手伝ってくれると助かる。」
白「克己君が居たら。」
ポ「無い物ねだりしてもしょうがねぇだろ。明日喫茶店と古本屋に行って来る。」
白「そう。じゃあ、私はあの子と居るわね。」
ポ「悪いな。」
白「くすっ、厭だったら関わらないわよ。」
青「…………んー……。」
白「あら、どうしたの? 悪い夢でも見たのかしら?」
青「…………んー……。」
白「はいはい、智也、私も眠るわ。」
青「……んー……。」
白「あら、ふふっ、貴方も一緒に、ですって。」
ポ「あ? ああ、まぁ、良い時間か。火を落として来る。先に寝ててくれ。」
白「ええ。」
青「……んー。」
ポ「…………俺ってこんなだったか?」
白「さて?」 青「…ん。」
ポ「……朝には寒くなるぞ、掛け布団も出しとけ。」
白「はいはい。」
青「…んぃー。」
そんな。
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